2015年12月30日水曜日

今年も終わり

今年も余すところあと1日だけ。昨年は大晦日までブログを書いていたが、今年は明日の朝からお伊勢参りに出かけるので、今年最後のブログになるが、締め括りに相応しい格好いいネタは何も見つからない。個人的にはサンデー毎日であるが、世間も完全にお休みモードでどこ行っても活気が無い。忙しそうなのは我が家の婆さんで、毎年恒例ながら宿下がりして実家で年越しと正月のお勝手担当、連日の接客で明日から5日間は休む間もない超繁忙期となる。

当方は自宅に取り残された格好にはなるが、これも毎年のことで慣れっこになっているので特に不自由は無い。明日と明後日は伊勢参りで旅の空だし、2日と3日は娘家族が嫁の実家に来るので小生もそこでお正月を2日連続で祝う格好になる。家には留守番用の食料が豊富に準備されているし、夕食を外食にするのは今日と4日だけになるだろう。30日と4日であれば、華のお江戸の池袋だから店に不自由は無い。一昨日、日大板橋病院で前立腺がん治療の3ケ月検診を受けたが、特に大事は無さそうでもあった。

次回検診は3月28日になったが、これで異常が無ければ現在毎朝1錠服用している薬をやめてもいいかもしれぬとのこと。そうなれば、薬の服用が痛風予防薬の朝1錠だけになる。日大板橋の見立てでは、尿酸値も安定しているので、こちらもやめても差し支えないように思うとのこと。しかし、それではお隣の掛かりつけ医に行く理由が無くなってしまうので、と言うと、先生が「それもそうですね」笑いながら答えていた。確かに現代は、年寄りに限らないかもしれぬが、薬の飲み過ぎ、或いは医者の処方のし過ぎ感は否めない。

早く死んでくれと言われては困るのも事実だが、毎年医療費の抑制で政府が大騒ぎするのを見ていると、何処かピントが外れている気がしてならない。昨日は竹馬の友と昼飯で、久し振りに昼ビールになってしまったが、正月は酒を飲まない訳にはいかない。今年1年を無事終えそうなことを感謝しつつ、来年も家族共々健康で生活できることを祈りたい。

2015年12月29日火曜日

日韓関係修復を祝う

20世紀末までは世界の警察官を自認していた大国アメリカも、21世紀早々に自国をテロ攻撃されて以来既に15年、混乱を増す一方の世界情勢になす術を知らず、はた目には打つ手が悉く裏目に出ている感がある。恐らくはアメリカの為政者も、悉くではないにしても思い通りにいかないことが多いことを認めざるを得ないだろう。特に中東や北アフリカ問題は頭が痛いことだろう。そこそこ上手くいっていそうなのが東アジアかもしれぬ。

最大の問題児は北朝鮮だろうが、これの暴発を食い止めるために中国と韓国の協力が不可欠であることは素人目にもはっきりしている。中国との関係はまあまあだろうが、素人目には朴槿恵大統領の訪米時におけるオバマ大統領の歓迎ぶりなどを見ても、日米関係なんかと比較すれば遥かにましに見えるのだが、韓国との関係がしっくりこないところがあったのかもしれぬ。その原因の一つが日韓の不協和音だったようだ。

「歴史問題なんぞでごたごたしてくれるな。日本なんかこちらから言って聞かせりゃ何とでもなるから、いい加減なところで勘弁してやってくれ。」てなことだったらしい。当推量で書いているのだから的を射てないかもしれぬ。何れにしてもあれ程頑なに歴史認識に拘っていた安倍総理がいとも簡単に持論を引込めて、従軍慰安婦に関して日本軍の関与を認め、政府として公式の謝罪をすることになった。村山元総理ならずともお褒めの言葉を述べたくなるだろう。

しかも、昨日この問題に関する日韓外相の共同会見で「最終的かつ不可逆的に解決されることを確認する」と難しい文言が述べられている。平たく言えば「蒸し返しはしません」である。日本のマスコミは現政府に優しいから「今後韓国はゴールポストを変更することはしない」と訳しているが、20年前に村山総理が決着をつけた問題を15年も経ってから「歴史問題」として蒸し返したのは日本の安倍政権である。

これは世界中の人が知っていることだから、中国外交部報道官発表にあるように「日本は侵略の歴史を直視、反省し、責任ある態度で問題を適切に処理するよう」なんて求められてしまう訳だ。何れにせよ、年内に問題が片付いたことは目出度いことだが、いつものことながらメディアの対応には不満が残る。子も孫もいない総理が「子や孫に謝罪をさせない」とか何とか言うのは勝手だろうが、せめてマスコミは「歴史問題」をもっと真面目に考えて貰いたいものだ。

愚考するに「歴史」とは永遠のものではなかろうか。己には75年の歴史があり、日本にも2675年の歴史、アメリカにも200数十年の歴史、地球には45億年の歴史と、数限りない歴史が今この世に生きているする数十億人の脳裏に刻まれている。この意識を特定の人間が「歴史認識」として共有することは可能かもしれぬが、結構難しいことだろう。まして人間の意識を蒸し返すとか蒸し返させないとか言える筈も無い。外交の難しいことは理解するが、国と国がいがみ合うことより仲良くすることの方が遥かに楽だと思うので、今後もしっかりやってもらいたい。

2015年12月27日日曜日

来年は孫が受験

歳末になって一寸考えさせられるメルマガがあったので、ご披露して皆さんにも考えて頂きたい。米国の大学教授をしている冷泉彰彦氏のもので、タイトルは「日本病への診断書」となっている。冒頭に日本人1人当たりのGDPが落ち目の三度笠で、25日に政府が発表した2014年の数値が36200ドルで、OECDに加盟する34か国のうち上から20番目(前年は19位から1位ダウン)。これは「統計が確認できる1970年以降」では最も低い順位であったことを引用。かつて英国病と馬鹿にしていた英国なんかの遥か後塵を拝するばかりか、近い将来には韓国にも抜かれて、先進国の名に値しなくなりそうな事態に警鐘を発している。

一人当たりGDPが低下しつつあることは政府発表を待つまでも無く、既に多くの人が指摘しているので特筆するようなことでもないかもしれぬ。注目したのは冷泉氏が指摘するこの急速な衰退の要因である。氏は次のように述べている。『この急速な衰退は、事故や怪我といった外的要因に基づくものではなく、内発的な「病気」であり、その診断が急がれると思うのです。その「日本の病気」つまり「日本病」とは何なのでしょうか? 少々長い前口上となりましたが、年末年始の議論の材料にしていただければ幸いです。』

以下かなりの長文になるので引用は省略するが、項目として以下の6項目が掲げられている。
(1)コミュニケーションと言語の特殊性
(2)上下関係のヒエラルキー
(3)東京一極集中は何故ダメなのか?
(4)産業構造が高付加価値型になっていない
(5)苦手でも金融をやるしかない
(6)無駄だらけの教育システム

昔から島国日本を自覚し、それで良いじゃないかと自嘲的に考えてきた。洋服に靴を身に纏っていても、やっていることは着物に下駄ばきで尺貫法を使い続けているに等しいところがあるらしい。我々世代はそれでよかったかもしれぬが、しかし否応なく世界を意識しないことにはビジネスも経済もままならぬ、即ち食っていけない現代になってしまっている。

冷泉氏が指摘した6項目は全て、日本の基準が世界標準を採用していないことを指摘するものだが、中で一番身につまされたのが6番目の教育システムに関することであった。即ち「日本の教育内容が若者の知性を鍛え、知識として蓄積されるようになっていない。」と断定している。小中高のみならず、大学に於いても教育の目的が、世界標準から見ると全くピント外れになっているらしい。欧米先進国に学習塾産業が存在すると言う話は余り聞かないように思うが、
確かに日本の教育システムには何か重大な欠陥がありそうだ。

2015年12月25日金曜日

今年を振り返る

今年も余すところ1週間を切った。そろそろ1年を振り返ることも必要かもしれない。てなことを思い、今年の小手帳を繰って改めて予定の書き込みが少ないことが感慨深い。特に6月から9月までは殆ど白紙の頁が続いている。別に驚くには当たらない、真夏は盆に田舎にも帰らず前立腺がん治療に専念してたわけだ。75年の人生には様々なスタイルの年があったが、これも多くの人が辿る通過点の一つだろう。

このがん治療専念で生活の一部も少し様変わりした。山歩きをやめ、水泳もやめた。やめたと言っても、山歩きを未来永劫やめる訳にはいかぬだろう。しかし今後は、従来とは楽しみ方を変えていくべきと思っている。事実この秋になって(10月20日)久し振りの山歩きをして、実感したばかりだ。来年も桜が咲き始めるようになったら、ボチボチ近くの里山に出掛けようと思う。水泳の方は事情が少し違うので、もう今後は泳ぐ機会が来ないかもしえれぬ。代わりに土日はジムで汗を流すようになったし、毎日極力歩くことに努めるようにもなった。

小手帳に記録は無いが反省すべき点がある。一つは読書量の激減。目も脳も大分老化してきているのだろう、本を読むのが凄く疲れる。まともな本どころか、小説なんかでも読み始めるとすぐ眠くなる。環境が整って座り心地の良い図書館でも2時間集中できればいい方だ。今後もこの傾向の改善は難しいだろうし、考えてみれば1冊の本を楽しむ時間が長くなるので、より経済的だと思えばいいのかもしれない。

も一つは読書量の変化と関係があるかもしれぬし、無いかもしれぬ。昼間暇に任せて夢中になっているネット囲碁が相当問題だ。対局数は1年間で1600局を超えてしまった。年間料金が2万2千円だから1局あたり10数円で安い暇つぶしではあるが、それにしてもやり過ぎだ。碁会所通いをやめてネット碁に切り換えたのが2010年のようなので、もう6年経つ。今年は少し夢中になり過ぎたきらいはあるが、過去6年間で合計6千局を超えている。少しは強くなっていればいいのだが、勝率はずっと49%で一向に強くならない。元々才能が無い上に勉強しないのだから当たり前かもしれぬが、情けない限り。来年からは少し反省する必要がありそうだ。

何れにせよ代わり映えも無く平凡な1年だった。来年もまた淡々と現在と同じような日々を送ることができるよう願うばかりだ。

2015年12月24日木曜日

嫌な予感はあったが

昨夜の「報道ステーション」(テレビ朝日21:55~)を観ていてちょっと不思議に思った。何故なら、今年最後の放送だとのこと。毎晩のように観ている番組だが、年末こんなに早く店仕舞いは恒例だったかな?都立高校や区立小中学校は昨日で終業もあったらしいが、テレビ番組も早々冬休みか。「いい気なものだ」なんて気持ちで観はじめた。毎晩のように観ると言っても、観るのは10:30迄で、それ以降は観ないで寝てしまうのが習慣になっている。35分あれば、その日の主なニュースは大凡網羅されるのが常である。

ところが何故か昨日の冒頭35分は、天皇誕生日関連報道に終始していた。中でも今上天皇の沖縄県に対する深い思い入れについて、かなり深く掘り下げ、報道にしては内容が濃かった。この番組は4月にコメンテーターの入れ替えがあり、特に3月一杯で降板した(させられた?)古賀茂明氏については世上論議を呼んだ。この件もあって、政権に屈するのかと少しがっかりもしたが、蓋を開けると新しいコメンテーターも結構な論客を揃え、今年度の国会のハイライト、安保法案関係では拍手に値する論陣を張ったので内心評価していたところでもある。

更に司会の古館氏が反安倍路線を明確にしてきたので、9時台のNHKニュースはパスして、夜の報道は専ら5チャンネルに頼って来ていた。毎年年末には大物が死んだりして、結構なニュースがある筈なのに、今夜から10日近くNHKしかニュースが無いのかとがっかりしていたところだ。ところが、先ほどネットのニュースに「報道ステーション3月一杯で司会の古館氏降板」が流れた。司会はコメンテーターではないが、このところ古館氏は相当明確に反安倍路線を醸し出していた。古賀氏の件もあったので大丈夫かと心配はしていたが、案の定である。

たまたま今日発表になってはいるが、彼としてはかなり前から覚悟を決めていたのだろう。後任に誰が来るか分からないが、残念なことだ。昨日の番組の「陛下の沖縄県への思い」は司会者古館氏の思いでもあったに違いない。天皇陛下の発言にまでイチャモンをつける現政権のことだ。いろんなルートでテレビ朝日には相当なクレームが来ていることだろう。辞めると決まれば古館氏に怖いものは無い筈、新年早々から国会も始まるらしいので、余す数か月、言いたいことを思いっきりぶちまけてほしい。

それにしても、TBS「ニュース23」キャスター膳場貴子さんとアンカー岸井成格氏降板の噂もまだ未解決。民放までNHKと同じ国営放送にされたのでは北朝鮮と変るところが無い、嫌な感じだ。

2015年12月23日水曜日

天皇誕生日

昨日が冬至、日の出から日没までが10時間も無いらしい。その上今日は朝からどんよりして小雨まで降り始め、4時半前なのにもう暗くなり始めている。天皇誕生日は快晴の日が多く、その年最後の山歩きを楽しんだ年もあったが、すっかり遠い昔の思い出になってしまった。陛下のお言葉を読むと、正に老骨にムチ打つような努力をされていることに頭の下がる思いだ。

陛下は7歳年長で、前立腺がんの他に狭心症の治療のため、冠動脈バイパス手術も受けられている。前立腺がんだけで、このところやる気をなくしている己と比較するのは畏れ多いが、年間千を超す公務をこなされていることを心からお慶びし、併せて末永いご健勝を祈ろう。

2015年12月22日火曜日

メディアの見識

昨日、来年度の予算が成立したとのこと。今年度の補正3兆3千億円と合計すると丁度100兆円。1千兆円を超える財政赤字を抱えながら税収の倍以上の予算を組む神経。図太いと言おうか、無神経の極み。特に腹立たしく思うのが防衛予算の伸び。長年法律か不文律か知らぬが、GDPの1%以内とした掟は何処に投げ捨てたのだろう?このことに触れているマスコミは未だ見つからない。

おかしいなと思っていたら今朝の報道(日経10:22)で、今年度の経済成長率の見通しを閣議了解と来た。内容は「国内総生産(GDP)の成長率は実質で1.7%、名目では3.1%を見込む。雇用環境の改善や賃金上昇などを受けて、景気の緩やかな回復が続く見通し。」となっている。流石に日経もインチキ見え見えの政府発表を垂れ流すのが少し恥ずかしくなったのか、最後にこう付け加えている。「ただ市場には、安倍政権が掲げる実質2%、名目3%の成長目標を意識して見通しを近づけたとの見方もあり、実現に不透明な面も残る。」

予算に関して内閣が自慢げにアナウンスする子供手当ての増額に至っては失笑するしかない。前政権時代のものを大幅に引き下げておいて、後からちっとばかり引き上げる。相手をぶん殴って怪我させてから「傷口に赤チンを塗ってやったのだから感謝しろよ。」と言っているようなもので、まるきりやくざ者の手口である。

こちらも自慢げにアナウンスされている今年度の税収見込み。54兆円で予算より7兆円もプラスになりそうと、報道は提灯記事を書くが、増えたと言う7兆円のうちの5兆円が消費税の増加分。先日書いたばかりだが国の税収は所得税、法人税、消費税が3大税収で、1位が消費税、2位が所得税、3位が法人税の順。法人税等の税収ほど当てにならないものはない。サラリーマンから源泉徴収する個人の所得税が減少傾向にあるとなると、これは本質的な税収不足に陥るのは確実である。法人向けには各種優遇税制が廃止どころか、ジャンジャン増加中なので、実際に法人税を真っ当に払っているのは、中堅から中小零細の企業群であり、国家の後押しを受けている企業が必ずしも、名目通りの法人税を支払うとは限っていないそうだ。 

市井のボケ老人が腹を立てて、ごまめの歯ぎしりみたいことを書いても糞の訳にも立たない。故に大手マスコミには高い見識を求めたい。消費税の軽減税率適用を受けると何も言えないでは困る。税金をまけてもらうのは構わないが、言うべきこと、例えば政府発表の虚偽発言や根拠が無い発言はちゃんと検証・指摘してほしいものだ。さもないとマスコミが政府の宣伝機関となり、戦前に逆戻りしかねない。