2015年12月25日金曜日

今年を振り返る

今年も余すところ1週間を切った。そろそろ1年を振り返ることも必要かもしれない。てなことを思い、今年の小手帳を繰って改めて予定の書き込みが少ないことが感慨深い。特に6月から9月までは殆ど白紙の頁が続いている。別に驚くには当たらない、真夏は盆に田舎にも帰らず前立腺がん治療に専念してたわけだ。75年の人生には様々なスタイルの年があったが、これも多くの人が辿る通過点の一つだろう。

このがん治療専念で生活の一部も少し様変わりした。山歩きをやめ、水泳もやめた。やめたと言っても、山歩きを未来永劫やめる訳にはいかぬだろう。しかし今後は、従来とは楽しみ方を変えていくべきと思っている。事実この秋になって(10月20日)久し振りの山歩きをして、実感したばかりだ。来年も桜が咲き始めるようになったら、ボチボチ近くの里山に出掛けようと思う。水泳の方は事情が少し違うので、もう今後は泳ぐ機会が来ないかもしえれぬ。代わりに土日はジムで汗を流すようになったし、毎日極力歩くことに努めるようにもなった。

小手帳に記録は無いが反省すべき点がある。一つは読書量の激減。目も脳も大分老化してきているのだろう、本を読むのが凄く疲れる。まともな本どころか、小説なんかでも読み始めるとすぐ眠くなる。環境が整って座り心地の良い図書館でも2時間集中できればいい方だ。今後もこの傾向の改善は難しいだろうし、考えてみれば1冊の本を楽しむ時間が長くなるので、より経済的だと思えばいいのかもしれない。

も一つは読書量の変化と関係があるかもしれぬし、無いかもしれぬ。昼間暇に任せて夢中になっているネット囲碁が相当問題だ。対局数は1年間で1600局を超えてしまった。年間料金が2万2千円だから1局あたり10数円で安い暇つぶしではあるが、それにしてもやり過ぎだ。碁会所通いをやめてネット碁に切り換えたのが2010年のようなので、もう6年経つ。今年は少し夢中になり過ぎたきらいはあるが、過去6年間で合計6千局を超えている。少しは強くなっていればいいのだが、勝率はずっと49%で一向に強くならない。元々才能が無い上に勉強しないのだから当たり前かもしれぬが、情けない限り。来年からは少し反省する必要がありそうだ。

何れにせよ代わり映えも無く平凡な1年だった。来年もまた淡々と現在と同じような日々を送ることができるよう願うばかりだ。

0 件のコメント: