2025年1月31日金曜日

若い力を忘れていないか

 今朝知ったばかりの話だが、実際は昨年6月に発表されていたこととのこと。内容は中体連(日本中学校体育連盟)が全国中学校体育大会(全中)の規模を2027年度から、縮小するとのこと。要するに中学校の全国大会を止めるとのことだ。縮小されるのは夏季と冬季の計19競技のうち、水泳、ハンドボール、体操、新体操、ソフトボール(男子)、相撲、スキー、スケート、アイスホッケーの9競技が開催されなくなる。

孫たちが中学生時代に熱中していたバスケは入っていないが、学生スポーツは体育と称せられるように人間形成に大いに好影響がある。故に指導者不足とか要員は様々あるのだろうが、為政者は努力して中学生のスポーツ活動を応援してほしいものだ。個人的なことを更に言えば、孫たちが東京都大会や全国大会まで行けたので、馬鹿爺婆ぶりを発揮して遠い中学校の体育館まで応援に行ったことを思い出している。孫たちもバスケを通じての中学時代の友人関係が社会人となった現在も続いているようだし、スポーツを通して得たものは有益且つ多いだろう。

人口が減ると言うことはこんなところにも影響が及んでいること改めて知った次第。同じテレビニュースで外国人労働者数の話が出ていたが、これも既成の認識とは大分違っていた。古い記憶で言えば外国人と言えば人数的には精々100万人前後、旧日本領だった韓国、台湾、フィリピン人は別として日系人が多いブラジルからの出稼ぎが多いと思っていたが、現在人数的には230万人、最も多いはベトナム人56万人、次いで中国人42万人とのこと。

国会は110兆円を超す新年度予算案を巡って騒がしいが、何か大事なことを忘れているように思えてならない。

昨日投稿したつもりでいたが、投稿手順を勘違いして未投稿だったので今朝公開した。

2025年1月30日木曜日

何ごとも程ほどが

 曲がりなりにも自宅に仏壇を持っている仏教信徒の端くれとして、首相の施政方針に苦言を呈したい。石破首相はキリスト教徒なので人間観が異なるのだろうが、年初の施政方針で「楽しい日本を目指す」と述べられた。昔から親が子への訓えの基本は刻苦勉励にあり、決して楽しめとは言わないものだ。人生は苦しみの中でささやかな楽しみを見出すことに意味があるので、楽しみは求めて得られるものではあるまい。小生も毎日老後の楽しみを色々求めて暮しているから禁欲主義でも何でもない。しかしできるだけ多くの人が平穏に暮らせる平和な世界を夢見てる。

年初に目指す日本社会を、弱者救済、貧富の格差、教育の格差を狭めるとか何とか言った方がまだ益しだったように思う。いつの時代も、首相の周辺で見える景色はエリート社会の一角しか無いので仕方ないかもしれぬ。エリートたちが忘れがちな庶民は、日常的に<生老病死>四苦の何れかに悩まされていると思う。首相も言葉としてはご存じだろう。

これに加えて八苦があることは知っていたが、お釈迦様は何を加えたか知りたくて調べてみた。

愛別離苦(あいべつりく): 愛する人と別れなければならない苦しみ

怨憎会苦(おんぞうえく): 嫌いな人や憎む人に会わなければならない苦しみ

求不得苦(ぐふとっく): 求めているものが得られない苦しみ

求不得苦(ぐふとっく): 求めているものが得られない苦しみ

五蘊盛苦(ごうんじょうく): 五つの蘊(うん)(色、受、想、行、識)が盛んに働き、苦しみを生み出すこと

五蘊盛苦は説明を読んでも難しいが、生きてる限り執着心から逃れられないことらしい。しかし言われてみれば何れも尤もで、日本に暮らす人すべてに当てはまるかどうかは別として、楽しみなんて程ほどにしておかねばなるまい。

2025年1月28日火曜日

どうでもいいこと

 毎朝毎晩テレビをつけて最低でも30分はニュースを観るし、ネットで朝日と日経の項目ぐらいはチェックをしている。それで世の中の動きの大体が分かったつもりでいるわけだ。ところがテレビ新聞のどちらでも大きく取り上げられているフジテレビの騒動がどうしても理解できない。ネットの力も借りて少し解ってきたこともあるので書いてみたいと思う。恐らく多くの人が分からずにいると思うので役に立てば幸いだ。

そもそもの発端が重要。先日人気芸能人の中居正広氏か、芸能界からの引退を表明してレギュラー番組を全て降板した。彼は昨年5月に週刊文春でフジテレビの女子アナとの交際で揉めていることを報じられたらしい。週刊文春も毎号欠かさず目を通しているが、記事は全く記憶に無い。要するによくありがちなことと思ったのだろう。最近分かったのがその揉め事解決のため中居氏側が女性に9千万円支払ったとのこと。ちょっとアメリカの大統領や新国防長官のスキャンダルと似ている。

この解決にフジテレビが関与したかどうかは未だに分からないが、フジテレビはトラブルがあって解決した事実ははっきり認識していたそうだ。問題はここからで、その事実を知りながら中居氏を咎めず、番組に出演させ続けたのがいけないと騒ぎが起きたらしい。この騒ぎで、フジテレビ側は昨日社長を含む数人が辞職を余儀なくされた。事の原因が中居氏の強姦にあったと言うなら警察沙汰だろうが、警察が動いた形跡も見受けられていない。

昔流に言えば、少し身持ちの悪い金持ちと有名人好きの男女が悪さをして、男性側が慰謝料で法外なお金を支払ったか支払わせられたかで、他人がとやかく言うほどのことかなとも思う。大岡越前のような名奉行が居れば三方一両損だから女子アナもお裁きの対象になるだろうが、放送局が人身御供で中居氏側に差し出したとすれば話は別だ。

全く別の話になるが、昨日以前から気になっていたことをグーグルのAIに訊いてみた。評論家として信頼している青木理氏が最近マスコミから遠ざかっている理由だ。ところがAI(GEMINI)からはまともな回答が返ってこない。これでは中国製DEEP SEEKにやっつけられても仕方あるまい(笑)。仕方ないので苦心惨憺して自分で回答を見つけた。以下は昨年9月27日の記事からの引用。

<政治メディア「ポリタスTV」の番組「報道ヨミトキFRIDAY」に出演し、同チャンネルで自民党支持者層を念頭に「劣等民族」と発言したことについて謝罪し、地上波テレビ番組の出演を当面、自粛することを明らかにした。>

2025年1月27日月曜日

平和ボケかなぁ

 戦争から遠ざかって既に80年、現代の日本人の多くは昔よく聞いた(せんさい予防)即ち戦争災害からの予防措置と言う概念を殆ど忘れている。物心ついた頃はどこの家にも防空頭巾や水筒は用意され、庭のある家は防空壕を掘って緊急時の避難場所を作っていたものだ。更に隣組では年中防空訓練が実施されて空襲があった場合の避難経路や場所を知らない大人はいなかっただろう。因みに終戦間際に一度だけ長野市内による空襲警報が発せられ、市内の北に位置した女学校裏のしぐれ沢なる飯縄登山の入口まで連れていかれた経験がある。

今考えれば噴飯するほどのお笑い草だが、国民がまじめに対応していたことは事実だ。序に一言付け加えると昭和22年に小学生となったが、当時学校の近くに戦災孤児の収容施設があった。確か三帰寮と名付けられていたと思うが、長野市が設営していたのではと思ったりしている。当時日本は現代のパレスティナと同じ焼け野原あちこちにあって、長野市の被害は殆ど無いに等しかったと思う。本格的な被害を受けた原爆被災地や首都圏なんかにでは長野市のような対応ではとても及ばず、あちこちに現代は死語同然の浮浪児の存在があり、大人たちも三度の飯を食いあぐねる日が暫く続いていたのだろう。

ささやかな記憶だが、現代日本はそんな記憶すら無い政治家によって安全保障問題が議論されている。一方戦災の記憶がかすかに残る小生にはどうしても理解できない新造語は政府やマスコミ関係者がよく使う「核の傘」だ。核爆弾で痛烈な試練を味あわされたので、全国的にシェルターを構築してそう呼ぶなら少しは理解するが、アメリカが原爆を所有していて、日本には置いていない事になっている原子爆弾が何故予防措置になるのか全く理解できない。一方アメリカを含む核保有国に使用させないようにする国際条約を作ろうとする核兵器禁止条約国の動きもある。

この条約に日本も参加すべきとする民間団体の一つが昨年ノーベル平和賞を受賞した被団協であることはご承知の通り。共に1世紀近い間それぞれ二度と戦災を被らないことを前提でのお考えなので、どちらが良いのか小生には分からない。ただ最近片方がノーベル賞を受賞したので、両者がマスコミの前で対面せざるを得なくなった。両者ともに慇懃な対応をしているが、腹のうちは互いに相手を困った奴だと思っていることだろう。

中国やロシアでなくて北朝鮮や中東の小国でもどこでも良い、アメリカに刃向かえば第三次世界大戦になりかねない。そんな時に初めて日本が巻き込まれる危険性が生じるだろう。国会で行われている首相の施政方針に対する質疑応答を聞きながらこれを書いているが、誰もそんなことは考えていないようだ。

2025年1月26日日曜日

進歩と向上

 先日の宵の口に故郷長野市駅前で発生した通り魔事件。犠牲なられた方は本当にお気の毒でお悔みとお見舞いを書くしかなく心を痛めていたが、今朝の報道で取り敢えず犯人らしき人物が警察によって早めに逮捕されたことを知り、少しほっとした気分になれた。長野市に住んでいたのは18歳までで、当時は人口10万人。現在は40万人を超えてるそうだから犯罪者や病人も増えてることは間違いないだろう。

閑話休題:今日は明るい話題を書きたい。年寄りにすれば最も縁遠い進歩と向上に関することだ。昔から勉強に限らず飽きっぽい性格もあって、趣味にしても何をしても長続きしなかった。しかし普通の人に比べるとやや遅めの40歳前後に独学で始めた囲碁のこと。覚え始めてすぐに大阪に転勤となり、ここで懇意になった得意先の紹介でプロ棋士の指導を受けたことが始まりで、不思議なことに40年以上たった現在でも毎日のようにネット上の囲碁クラブ(会員約8万人とのこと)で囲碁を楽しんでいる。

棋力の方は、もう歳だから向上は無理だろうと諦めてかけていたが、最近自分でも棋力向上を実感できる対局が何局か続いている。因みに5年前の2025年1月20日のブログに以下の記録がある。「会員中のランキング「世界ランク:10840位 日本ランク:7586位」は少しずつ進歩しているように思う。」改めて昨日までの記録を確認すると「世界ランク:8354位、日本ランク5806位」だから過去5年間少なくても後退することなく進歩と向上があった証拠に他ならない。

自画自賛のご粗末。乞ご容赦

2025年1月25日土曜日

石破首相の施政方針

 昨日、来年度予算を決めるための通常国会が始まり、首相の施政方針演説が発表された。直接聞いてはいないが、例に倣って各論がちりばめられているので聞いても意図を掴みかねるだろうが、総論として興味深い発言があった。「目指す国家像として、すべての人が安心と安全を感じ、多様な価値観を持つ一人一人が互いに尊重し合い、自己実現を図る「楽しい日本」を掲げ、バランスの取れた国づくりを進める決意」とのことだが、幾ら読んでも意味が分からない。一国の指導者が政府の方向性として「皆さん楽しくやりましょうよ」と敢えて言うのは変ではないか?

大金持ちから貧乏人まで皆苦楽は別として、勝手と言うか個性的に生きざるを得ないので、社会は常にぎすぎすしてバランスがとりにくいのが当たり前の世の中だ。数千万人の夢や希望をいちいち聞いてはいられないが、国全体としての方向性はこのようにありたいと述べてほしかった。

国の形を変えること目指して首相になった人物が語った方針で、当時はろくに興味も無かったが、後になってうまいことを言ったものと感心するのは、池田勇人氏の「所得倍増計画」田中角栄氏の「日本列島改造計画」と記憶する。何れも小生にすれば子供に等しい青二才だったが、大人たち、特に政府の官僚諸氏はその大方針を踏まえて政策を立案した筈。結果国民の殆どが数年あるいは数十年後にその恩恵を被ったと実感することになったのだと思う。

昨日の石破氏の大方針では、政策立案者も意味が分からないから前例に頼ざるを得ないだろう。マスコミは目玉は地方創生予算の予算の倍増とお茶を濁している。首相は数年ごとに選挙の試練を受ける政治家だし、現首相の石破氏は何年ポストに居られるか分からない不安定な位置にいることは理解するが、だからこそ思い切った長期展望を示してほしかったが、無いものねだりかどうか、周辺を取り巻く官僚やらの人物にすっかり馬鹿にされて詰まらぬ施政方針を読まされてしまったものだと、ある意味同情したくなる。

2025年1月22日水曜日

競争社会

 経験が浅い若い頃に当たり前と思っていたことが、最近になって世界の常識と大分かけ離れたことが多いことに気がつき始めた。やや手遅れの感があるが、日本には独特の社会主義的文化がある。幼稚園時代から覚えた童謡「お手々つないで」から始まり、その後の義務教育でも入学式とか○○式が多く、社会主義と言うより集団主義と言った方が適切かもしれぬ。

義務教育期間は良いとして、高校大学果ては就職しても入学入社は一斉で、同期生の絆を重んじている。別に悪いとは思いたくないが、軍隊であれば兎も角、会社に入るのに入社試験が一斉に行われ、何年も同じような給料で働くのは社員の能率化の点から見て如何なものだろうか。

娘の一人が嫁いだ旦那の会社は近代化が進んでいるようで、ボーナスは年に一度らしいが、ボーナス支給も年に大多数の会社似たような時期に2回のようだ。横並びは良いこともあるだろうが、生涯に亘る横並びはもう時代遅れだろう。個人的にはあまり好きではないが、競争社会の厳しさを経験せずに来た人生が良かったかどうかだ。

2025年1月21日火曜日

アメリカの政変

 昨日は大寒だったのに妙に暖かで、おまけに夜には激しい雨と風と雷まで鳴っていた。中学生時代に身体を鍛えたくて一冬寒中に水を被ったこともあったが、意志薄弱か身体が弱かったせいもあるだろう、体質はそう簡単に変えられるものではなさそうで未だに寒さには弱い。

我が身体とは異なり、昨日大統領が変わったアメリカ国家。日本にも少なからず影響が及びそうだが政治の方向性が大分変りそうだ。前政権の民主党支持者からは民主主義の危機とまで言われているが、そもそも民主主義なるものが庶民にとってどれ程有り難いものかもよく理解できない。トランプ政権が唱える大幅な規制緩和は結構かもしれぬが、これまで全世界がほぼ一致して努力してきた地球温暖化対策無視は何をもたらすのか?この問題をあまり真剣に考えたことが無かったが、ちょっと気になる。

アメリカは現在インフレの影響で国民が悩んでいるとのこと。インフレ解消のためにはエネルギーコスト削減が喫緊の政策課題だそうだが、日本の物価高騰もエネルギーコストの高騰が大分影響してたのかもしれぬ。トランプ政権の方向性が的を射てるかどうかは分からないが、103万円の壁とか言って税制をこねくり回すことに比べれば庶民全体を考えた政策に聞こえてくる。何れにせよアメリカの政権交代で今年は世界中に様々な影響が出ることだろう。

場合によっては我が暮らしも影響受けるかもしれぬが、別に覚悟するほどのことではあるまい。

2025年1月18日土曜日

読後感「魂の昭和史」福田和也著

 この年末年始にかけて読んだ本の中で一番感銘したとも言える。実は著者のことは昨年末まで知らなかった。文藝春秋かテレビか忘れたが歴史関係に詳しい同じ職業を持つ人間の保坂正康氏が福田氏の功績を絶賛しているのを知ってのこと。アマゾンで著書を探し当てた結果入手したものだ。ネットで著者の経歴を確認すると1960年生まれの慶應義塾大学名誉教授で昨年10月に亡くなられている。肉声を聞くことなく早逝されたことは残念だ。

本書は著者自身が<まえがき>で述べているように10代、20代の若い読者を念頭に書いているので易しく分かりやすい文体になっている。著者の活動の実態を知らないので的を外しているかもしれぬが、同時に読んでいたフランス人評論家のエマニュエル・トッド氏の人類学的分析に共通するところが大きいように感じた。著者もトッド氏も同じ国民は意識するしないに関わらず、魂の深いところで共振する深い絆があると言っている。

外国で大きな事故が起きるとマスコミは「この事故のために亡くなった日本人はいません」なんて報道するが、それが横の絆とすれば歴史の事案も同じで、歴史を学ぶと日本のことについては心の奥で共振を感じる筈だとのこと。確かにそれは同意する人が多いだろう。

本書の内容は昭和以前、江戸末期から明治大正年間に於ける日本の世界的視点からの位置付から解説が始まり、対象の末期から昭和にかけ本格的戦争の時代に突入した時代背景と経緯が述べられ、敗戦によるアメリカの占領政策変によって変わったことと変わらなかったこと、アメリカ人と日本人の気質の大きな違い。更には復興復旧を経てバブル経済があり、それも元の木阿弥水の泡にとなってサブカルチャー時代が来て本当の戦後が始まったと言う。ものに対する憧憬が薄れて、価値観の多様化が来たと言いたいのだろう。

2002年即ち平成半ばの発刊本なので、若い読者に向けて昭和と同じ過ちを繰り返さないために、歴史を学んで新しい道を訪ねること薦めている。しかし残念ながら令和6年の今、満州事変が勃発した昭和6年に共通するものを多く感じてしまうの何故だろう。

2025年1月16日木曜日

最近の出来事

ブログを再開したので何か書きたいが、フラフラ歩いていても面白そうなことは見つからない。相変わらずの集合住宅建設は続き、何となく店じまいする店が増えている感じがするだけ。ニュースで記憶することは、まもなくアメリカにトランプ大統領が出現すること。関係があるのか無いのか分からないが、イスラエルとハマスの停戦が実現しそうになっている。恒久平和は無理との向きもあるそうだが、何とか穏便に済ませてほしいものだ。序にウクライナの戦争状態も、年内には何とか落ち着かせてほしい。実現すればアメリカ共和党の支持率も上がるように祈るよ。

隣国の韓国では大統領が検察に捕まってしまった。先がどうなるか分からないが、ユン大統領も気の毒だ。優秀な人はつい勢い余ってと言うことがあるのだろう。その点日本の政界は平和なものだ。石破氏が優秀でないからと言いたくないが、少なくても氏には勢い余っては無さそうだ。政治関係ニュースで取り上げる103万円の壁なんて関係ある人はほんの少数じゃないか、なんて思うが的外れかもしれぬ。 

2025年1月14日火曜日

春遠からじ

 昨日書いたブログを今朝になって読み直してみたが、いったい何を言いたいのか自分で言うのも変ではあるがさっぱり分からない。これ以上イスラエルを中心とする中東問題について調べたところでまともに考えが纏まるとは思えないので、中途半端で済みませんが、この問題についてはこれ以上考えるのはやめるのでご了承願います。本当に世の中分からないことだらけで困ってしまう。

比較して考えれば、自然現象は異常と言われても大分わかりやすい。東京は今のところ雪が殆ど降らず言い塩梅だが、全国的に見れば今年は雪が多い方だろう。今は大寒直前、東京だってそこそこ寒いし、春先になればドカ雪が降る可能性もある。仮にそうであってもやがて梅も咲いて桜の季節が来るだろう。正に「ハ~ルよ来いハ~ヤク来い」だ。

2025年1月13日月曜日

千夜聞いても無理

 子供の頃を思いおこせば、正月は15日のどんど焼きで一段落としてたが、近年はこの連休でそういった行事も全て終わりそうなので、今日で正月が終わりと言うことになるのだろう。長かった年末年始の休みの間、専ら読書とネット碁をしながらいろいろな事を考えた。乏しい知識なのでいくら考えても理解できたことは少ない。中で疑問がさらい大きくなったことがある。我が身とは無関係なことではあるが、中東の国々のことだ。子供時代には中東なんてことは知らなかったので、地中海の東側に位置する国は殆どがペルシャかアラビアでペルシャとアラビアの違いもよく分からなかった。

現在に至るも人並みに理解できてるとは言い難い。昔から物語は好きだったので、アリババと40人の盗賊、船乗りシンドバッドの冒険なんて話を絵本で読んだり、誰かに話を聞いたりして世界には面白そうな国が沢山ありそうだとは思っていた。これらの話のタネ本である千夜一夜物語(アラビアンナイト)はアラビアの伝承文学らしいが、翻訳にしても読んだことが無い。

成人して社会人になってからもアフリカ大陸のにある国で知っていたのはエジプト、モロッコ、南アフリカ、シリアにウガンダくらいで、今でも50ヶ国があるなんて信じられない。ましてや中東についてはイランとイラクはの他はサウディアラビアくらいかもしれない。大体地球上に存在する国が現在200を少し超えているらしいが、小中学生がそれを覚えるだけでも大変なことだと同情したくなる。

まえがきが長くなってしまったが、この年末年始に読書しながら少し調べてみたくなったのはイスラエルのこと。毎日のようにニュースに出てくるネタニヤフ首相なる人物。こんなに人相の悪い人物を指導者に仰ぐ国とは一体どんな国なんだろうか?既存の知識としてはイスラエルなる国家は第2次大戦後関中に世界中に散っていたユダヤ人が誰に指導されたか知らぬが、先祖の地と言うことで集まってきて、当時の戦勝国の後押しもあって中東の一角に土地を占拠して立ち上げた国家ということはボンヤリ知っていた。

しかしユダヤ人の知人もいないのでイスラエルなんて国ことを考えたことも無かった。しかし、こうも毎日人殺し続けている国家についてもう少し詳しく知る必要もありそうだ。そこで、褒められた話ではないがGoogleの検索サイトに「ユダヤ人について」と書きはじめたところで間違ってけ決定ボタンを押してしまったのだろう。すぐに返信が「ユダヤ人の歴史は、単なる民族史にとどまらず、宗教、文化、そして世界史に深く根ざした壮大な物語です。古代イスラエルの建国から、ディアスポラ(世界各地への分散)、そして現代イスラエル国家の誕生まで、数千年にわたる歴史の中で、ユダヤ人は様々な試練と栄光を経験してきました。」

これを読んだだけで理解が我が脳みそのキャパを超えていることが分かった。ついては本日はここまでにしておく。

2025年1月11日土曜日

意志薄弱

 若い時には年が改まったら新年のチャレンジすべき目標を立てるとしたものだ。しかし老い先短くなった今、年が改まったら減らす荷を考えるのが至当と思い、ブログ書きを槍玉に上げてみた。それから10日有余、暇な時間が増えたことは結構だが、思いの丈のはけ口が無いのは実に寂しい。今夜は新年初めての高校同期生とのリモート懇談。2週間近くまともに人と話をする機会が無かったので楽しみだ。三日坊主は昔からの悪い癖だが、ブログ中止も気が変わるかもしれない。