経験が浅い若い頃に当たり前と思っていたことが、最近になって世界の常識と大分かけ離れたことが多いことに気がつき始めた。やや手遅れの感があるが、日本には独特の社会主義的文化がある。幼稚園時代から覚えた童謡「お手々つないで」から始まり、その後の義務教育でも入学式とか○○式が多く、社会主義と言うより集団主義と言った方が適切かもしれぬ。
義務教育期間は良いとして、高校大学果ては就職しても入学入社は一斉で、同期生の絆を重んじている。別に悪いとは思いたくないが、軍隊であれば兎も角、会社に入るのに入社試験が一斉に行われ、何年も同じような給料で働くのは社員の能率化の点から見て如何なものだろうか。
娘の一人が嫁いだ旦那の会社は近代化が進んでいるようで、ボーナスは年に一度らしいが、ボーナス支給も年に大多数の会社似たような時期に2回のようだ。横並びは良いこともあるだろうが、生涯に亘る横並びはもう時代遅れだろう。個人的にはあまり好きではないが、競争社会の厳しさを経験せずに来た人生が良かったかどうかだ。
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