2024年6月1日土曜日

浄水の月

 月が替わった。カレンダーによれば月名が水無月(みなづき)、全国的に梅雨で水っぽいのに変な名前だと思う。不思議に思ってGoogleのAI(Gemini)に訊いてみた。応えには諸説あったが、シンプルで納得できたのは『「無」は「の」という意味の古語であり、「水な月」が変化したものと考えられています。』だった。

何れにせよ<水>は生命の源であって生き物には貴重なもの、大事にしたいが世界中で河川湖沼海洋の汚れが目立つ。子供の頃泳いだ故郷の川や湖はもう汚れて泳げないだろう。特に海洋は巨大だから、目先の海に何を捨てても構わないと考える人が多いようだ。しかし「塵も積もれば山となる」の譬えもあることは忘れてはいけないだろう。とは言いながらも、糞尿は水に流すし、身体や着衣から食器食材まで毎日多くの物を洗剤を使って水に流している。

最近は洗剤・石鹸の類は極力使用量が少なくなるよう心掛けてはいるが、それでも先述の塵も積もればだ。日本だけでも1億人を超す人間が暮らしているのだから、水資源に変化が生じないとは断言できぬだろう。どうして人間だけがこうも清潔感に潔癖になってしまったのか?映画「猿の惑星」がまた制作されたようだが、人類の都合だけが他生物の都合を排除できることが果たしていつまで続くか、残念ながらその決着は見ることが出来ないだろう。

少し趣が異なるが、今日の朝日新聞「声」掲載された投書をそっくり引用したい。

以下引用:

(声)自浄能力ない自民、野党は結集を 無職 山根工祐(山口県 66)

保守王国といわれた島根をはじめ、衆院補選で自民党は全敗した。しかし、この期に及んでもその政治資金改革案は後ろ向きである。

 パーティー券購入者の公開基準額が5万円超だ10万円超だと自公で調整していたが、そういったカネづくりそのものを止めてくれと多くの国民が思っているのがわからないのだろうか。政策活動費や連座制もお茶を濁した程度の案だし、企業・団体献金に至っては言及すらない。そもそも裏金事件の真相解明はどこに行ったのか。疑惑に頬かむりのまま、人々の記憶が薄れるのを待ちながら政権を維持しようとしているのではないか。自浄能力がない自民党に愛想をつかし、自民以外の政党による政権を望む声が世論調査でも大きくなってきている。だが、政権交代は本当に起きるのだろうか。

 野党は頼りないという声もあるが、もうそんなことを言っている状況ではないのではないか。それでもまだ自民党支持率が20%以上あり野党第1党ですらその半分以下では小選挙区で野党単独候補は厳しい。小異は捨てても野党は結集すべきだろう。政権交代の起きうる緊張感ある政治状況を望みたい。:引用終わり

2 件のコメント:

呑兵衛あな さんのコメント...

パリ五輪の開会式はセーヌに船を浮かべて..とか。
出来ますかね?
とは言うものの、2020東京五輪では、水質汚染がひどいと言いながら東京湾でアスレチックを断行しました。

senkawa爺 さんのコメント...

呑兵衛あなさん
何時もコメントをありがとうございます。
セーヌ川も行ったことが無いので実態は知りません。
しかし墨田川以上に汚れているのでhないでしょうか。
隅田川は一時期に比べれば大分きれいになったようですが、でも泳ぐ気には・・?