2023年4月30日日曜日

普通が一番

 今日で4月も終わり、歳月は誰のためにも留まらず粛々と進む。連休になると旅行に出かける人が多いのが世の習わし。我が家の両隣は双方ともに連休初日から別荘に一家でお出かけ、今日も静かな1日だ。そして小生も習わしに従ったわけでもないが、人並みに1日だけ田舎に帰ったのは既に書いた通り。取り敢えずは他界に備えて若干の準備らしきことはできた。昨夜も高校同期の友人とのリモート懇談会に参加して聞いた多くの友人の消息。思いがけない人が大分弱ってきてるようだ。小生も遠からずそんな噂話の対象になることだろう。

「お前には残された命の中で、すべきことやしたいことは無いのか?」と聞かれればあるが、それほど多くないような気がする。その中からどれを取っても、出来なくても良いことばかりだ。ここ数十年もの間に出来なかったことが、急に出来るようになることは日本の月着陸船と同じくらい難しいだろう。失敗してもいいからやるべきだと思う人がいても不思議はないが、たまたまそうは考えない性格であるだけのこと。年齢相応に出来そうなことは残念ながら年々少なくなりつつある。

身体を動かさず出来るのは、ブログで減らず口を叩くことばかりで、困ったものかも知れぬ。今日も書いておきたいことは若い人たちに一言「世界は今後益々多極化し、日本のアメリカ一辺倒の日本の居場所が不安定化するだろう。」ではどこに頼ればよいか?は政治の問題だから我が親族ではどうすることも出来ない筈。予想されるのは過去数十年間で予想されたことがなかった大混乱が起きる可能性も否定できない。しかし小生からは何もアドバイスは出来ない。多分生きてはいないと思うからだ。

想像可能な最悪事態には地震、戦争、通貨安等がある。地震などの自然災害には貯蓄や保険は有効かも知れぬが、戦争や通貨安に伴う極端な経済的混乱には役立たない可能性もある。何かが起きた時に頼れるのは家族と友人。家族は仲良く、友人は大切にとしか言いようがない。我が人生は幸いなことに大した事件が起こらなかった。笑われるだろうが、神様仏様のお陰だろう。日本は何れ消滅すると言われるが、その中で精一杯頑張ってもらうしか無い。そのためには健康が一番大事。自分のためにも健康にだけは留意して欲しい。

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