2022年12月6日火曜日

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 昨日は早寝をしたのでサッカーワールドカップの対クロアチア戦の中継は観なかった。今朝詳細を知って、これでまたサッカーを志す若い人が増えるだろうと思う。サッカーのルールもよく知らないし、若い頃からサッカーをしてる友人が何人も居たが、したこともないので面白さも正直分からない。それを知ってる人が世界中にいることだけは分かる。ひょっとすると世界的宗教キリスト教や仏教、イスラム教信者数と比肩するのではなかろうか?スポーツは闘いであるが、ルールがあって、それに則り極めて平和裏に行われるのでファンが増えることはよく理解できる。

このスポーツ精神を世界平和に役立てようとしたのがフランス人のクーベルタン氏であることは有名だ。しかしオリンピックは規模が大きくなりすぎたのか、先の大戦前辺りから政治利用が始まり、最近では商業主義に汚染されてすっかり堕落してしまった。国際サッカー連盟も今のところ政治主義を排除して、カタールなんて知らない人が多い中東国で開催を決め、選手たちにも政治的発言を禁じているように思う。しかし、ファンが多いから商業上の利益は相当なものだろう。

日本でプロサッカーリーグが誕生したのは1993年だから、もう30年近くになる。個人的には現役時代の晩年に近い。リーグを立ち上げた川淵三郎氏の履歴は全然知らぬが偉いものだ。スポーツ選手の中にも商才のある人がいるものだ。政治家の中にもこんなセンスの持ち主が居れば、日本の産業政策も少しはマシになるだろうに、笑。当時勤務していたちっぽけな会社にも熱烈なファンが1人居たが、おそらく近年はどこの会社でもワールドカップの話題でもちきりだろうし、休暇を取ってカタールまで観戦に行く社員が出ても不思議はない。ここ2週間サッカーの試合を何度もテレビで紹介されたのでサッカーの面白さが少しずつ分かってきたくらいだから、冒頭書いたような思いがして当然だ。兎も角昨日の試合は「健闘」に値する。

代表ーチーム全員に拍手を送ろう。

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