ここで何度も書いてきたように現役時代は広告屋であったので、広報方面には若干の知識がある。故に政府が来年度の広報予算を10倍以上に引き上げる計画を持っていることについては強い違和感を覚えている。広報は市民に正しい理解を得るために、政策や方針を正確で詳しい情報を発信することで、事実と異なる情報を発信してはいけないとされている。内閣はその辺を勘違いしているのではないか。情報発信量を増やせばいいと言うものではない筈。
喜ぶのは業務を引き受ける広告屋や制作プロダクションだけ。漫画紛いの広報ではまともな市民は紙ならばすぐゴミ箱に捨て、電波なら聞き捨て、見捨てで税金の無駄遣いだ。国会の審議に関するテレビ報道を観ていると、政府側は「野党のご意見も丁寧に聞きながら~」とか何とか言うが、いうこと聞くのは友党の<維新>の意見だけで、野党の意見は殆ど聞かないように見える。それでも内閣が高い支持率を維持しているのは不思議でならない。
国家予算が100兆円くらいまでは、その内訳を大雑把に理解できたが、最近のように200兆円をいとも簡単に突破されてしまうと、もう慮外の域で内訳を見る気にもならない。1億3千万人の人間が、一人1万円必要なら1兆3千万円、その200倍が260兆円か。気が遠くなってしまう。換言すれば今や国家予算を的確にイメージできる市民は殆どいないのではとさえ思えてしまう。少なくても小生のボケ頭では無理だ。防衛予算も農林予算もよく分からない。
今、本当に必要なものは何だろうか?
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