ノーベル賞ウイークが始まった。今年は自然科学分野で日本人学者の受賞はあるだろうか?東大卓越教授梶田隆明氏は少し心配気味のようだ。小学校4年生の時と記憶するが、東京に出張した父が土産に買ってきてくれた本「湯川秀樹物語」を思い出しいている。湯川博士の家系は学者揃いで、長じてから中国文学の小川環樹氏が弟であることを知り、家庭環境で兄弟は似たように勉強好きになったり、我が家のようにどちらかといえば野山で遊ぶことが好きになるのだろうと都合の良い解釈をしてた。
日本政府も、嘗ては岐阜県の山中にカミオカンデなんて訳の分からない巨大装置を建設することをよく許可して予算をつけたものだ今更ながら感心している。説明を聞いた霞が関の高級官僚が仮説を信じたとはとても思えない。この装置や筑波に設置された加速器から、あるいは宇宙の遥か彼方から今でも我が身を貫いて降り注ぐ新たな物質<ニュートリノ>形も見えないし、痛くも痒くもない。
しかしその姿、或いは瞬間的反射映像とでも言うべきか、それをキャッチするカメラはどこの会社が製作したものだろうか?考え出せば何もかも分からないが、物理学にもこんなロマンがあるとは驚きだ。カミオカンデは現在当初のものから2代目、3代目となり、更にはそれでも足りずに、南極の氷にその更に数十倍か数百倍か忘れたが、穴をあけて装置を設置、撮影を続けているそうだ。
学問とはそうあるべきもので、親が先が分からない子供の教育に脛を削ってお金を注ぎ込むようにするのと同じこと、大いに注ぎ込むが好かろう。
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