2026年9月28日月曜日

見どころ満載

 長かった大相撲秋場所が幕を閉じた、少し寂しくなるが今場所は実に楽しめた。何と言っても楽日の直接待決、共に怪我からの復帰が心配された横綱大の里と大関安靑錦。勝負はあっけないほど短かった。大の里の突き出しで決まった。大の里は君が代斉唱の時涙が止まらなかった。「男は泣いてはいけません」と言われても、この涙は万人が然もありなんと認めることだろう。横綱になった途端怪我で休場、以来約1年休場明けは惨めな成績に苦しんだ。

今場所も中盤までは休場明けの悪い癖、即ち相手の押しに簡単に引いてしまうも、徐々に収まりつつあった。しかし13日目、14日目の連敗、相手大関霧島に大関琴桜前。霧島は兎も角、琴桜に負けるとは本当に相撲は不思議なものだ。これじゃ楽日も安靑錦にあっさり負けるのではと思ったのは小生一人ではあるまい。しかし最後の取り組みは文句無しの横綱相撲。

相撲は重量による階級差が無い日本独特の格闘技で、格闘は神に捧げられている。女性が土俵上に上がれないことをとやかく言う人も無いではないが、伝統行事にはそんなことがあっても良いではないか。新人関脇藤ノ川の活躍を見れば一目瞭然。沖縄出身で前頭三枚目の美の海(ちゅらのうみ)11勝も、もうひと踏ん張りしてくれれば沖縄に三役力士が誕生する。

残念だったのは11日目の対戦中に美の海の頭が顎に当たって倒れたこと。一旦は立ち上げりかけたが脳震盪で翌日から休場となってしまった。ボクシングでもアッパーカットでダウンすることが発生するが、顎は意外な急所らしい。

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