2026年7月21日火曜日

社会の序列

 人間社会の序列を考えると面白い。日本には有り難いことに長幼の序なる序列があって、年寄りは若い人から敬意を受けることが出来る。家ではお父さんが一番お母さんが二番でだったが最近そうとは言えないらしい。子供は年齢順が今でも妥当かな。10年くらい前までは電車の中で席を譲られるのが苦痛だったが最近は積極的に優先席に座る始末。現役時代は広告代理店に長かったが、ここでは何と言っても一番偉いのが広告主、次が媒体、三番目が代理店と決まっていた。

三社で食事をすれば勘定を持つのが代理店と決まっていたが、媒体と代理店は支払い関係だけで行けば代理店の方が上のようにも思うが、存在そのものが低かった意味もあって代理店払いの方が多かった。もちろん媒体が奢ってくれることもあるが、関係がよほど深くならないといけない。食事を奢り奢られると言う関係は人間関係の円滑油。同じ会社の中でも社員同士のコミュニケーション円滑剤だった。

最近は大分違ってきているようで、仕事が終わって上司が誘っても、断る社員が珍しくないらしい。在宅勤務ともなれば仕事の終わりは家庭人の始まりで、仕事をしている方からすれば息つく暇も無くて大変だろと同情してしまう。子供の頃は勉強ができる子や駆けっこが早い子が偉いような気もしたが、そんな時代はあっと言う間に過ぎ去った。現代社会ではお金持ちが偉いような風潮がある。

それはそれで結構だが、それ以外の序列があってもいいような気がしないでもない。されなら宮廷序列もあるし勲位もあると言われると返す言葉が無い。

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