2017年10月23日月曜日

今後の見どころ

先週は水曜日に一瞬晴れ間があっただけでほぼ1週間薄暗い日が続いた。今日はやっと台風一過久しぶりに青空とお天道様が顔を出してくれた。何となく晴れ晴れした気分である。こちら以上に晴れ晴れしているのは永田町に陣取る自民党の面々、安倍さん以下幹部の高笑いが聞こえてくるようだ。政治解説で稼ぎまくった田崎何とか氏や自分は右寄りと思っている大勢の人も益々意気軒高のことと、お祝いでも言わなければいけないか。

昨日の投票率は53.6%で戦後下から2番目の低投票率とのこと。天気も安倍さんに味方したようだ。これから政治がどう動くか分からないが、ほんの数か月前に作られた「仕事人内閣」が何もしないで解任され、新しい「○○内閣」が誕生することだけは間違いなさそうだ。与党議席が3分の2以上はご同慶の至りだが、新内閣の支持率がどう動いていくかが見ものだろう。

見もので言えば、希望の党も惨敗とはいえ小池都知事は党首を辞めないそうだし、党本部の場所やら組織がどのように形成されるか、それとは別に当選者の中から都議選で小池氏を熱烈応援しながら「小池百合子に絶望して離党した」音喜多駿都議のような造反議員が出るのは間違いなさそうだ。立憲民主党も思いの外の党勢拡大だから、執行部体制の見直しがあるかもしれない。立憲民主党躍進の陰で泣いた共産党には同情を禁じ得ない。

選対本部長の小池亮氏が「立憲民主が頑張ってくれたので良いんだ。」と語ったことを「見上げたものだ。」とある場所で褒めたら、「それは単なる負け惜しみじゃないですか。」混ぜかえされた。マスコミは盛んに改憲が可能になると騒ぐが、それほど国民も馬鹿ではあるまい。幾ら戦争を知らない世代になったと言っても、戦争を仕掛けられてもいないのに他国の戦争にノコノコ出ていきたがる国民が有権者の半分以上いるとは思えない。

何れにせよ、立憲民主党枝野氏が唱えたように「現代社会は右とか左ではなくて、上からか草の根の下からかの目線が大事」は的を射たものだと思う。

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