2022年1月17日月曜日

因果応報

 27年前の今日は次女と長野市の市営飯縄スキー場近くの山の宿に居た。ちょうど帰京する日の朝、テレビを付けると関西で大地震があり、神戸市のあちこちで火事が起きているとのこと。被害が大きく死者も相当出ているとのことでびっくりした。夕方池袋駅に着くとキオスクの夕刊紙のふんどし広告に、確か死者800人超と書いてあったような気がする。27年の歳月は短いようでもあるが結構長い。神戸市は立派に復興したようだが、娘と滑ったスキー場も宿も今はもう無い。それこそ、ただ風が吹いているだけ~だ

娘も未婚だったのかもしれぬが、この娘には既に20歳を超える孫が二人もいる。過ぎゆく年月は本当に速い。また、最近読んだ本に書いてあった「いつまでもあると思うな、親と金。無いと思うな、運と災難。」を思い出した。運については、ついていたなと思うことも多々あったので分かりやすい。従って警句としては「災害」を重く受け止めるべきかもしれぬ。しかし運に頼って、関東大震災の再来は無いと勝手に決めてる自分も困ったものだ。

バチが当たった訳でもないだろうが、今年地震が来るか来ないかは別として、とんだ災難が降り掛かってきた。他でもない歯科治療の再発と言うか三発目と言うべきかもしれぬ。子供時代から歯が悪くて、子供の頃は親戚の歯医者さんから始まり、数多くの歯科医に世話になってきた。池袋の歯医者に通い出して何年になるだろう。このブログに詳しいことは書いてないが、2011年6月だと思う。

この時ことを「口中大工事」と題して25日に<新しく見つけた歯医者さんで、ついに意を決して左下の2本(3番4番と呼ぶらしい)を抜いてしまった。>と書いている。その時から約1年半くらいは掛かったと記憶するが、左下を5本纏めてインプラントにした。これで大分具合良くはなったが、2年か3年前になって、今度はその上の5本が駄目になった。中に1本欠けていた歯があり、それを両側からブリッジしていたからだ。下がしっかりしすぎているので、上が持ち堪えられなかったらしい。結局支えていた歯をまた2本抜いて新しいブリッジを作ることになった。

そして今日の診断である。先月6日にクリーニングに行った時、これまで左側だけで物を噛んでいたので「右側が弱ってきていますよ。先生に相談してください。」とのことで、相談したら案の定だ。曰く「ブリッジ両側が相当傷んでいますので、抜いて暫く入れ歯で様子を見ましょう。骨が大丈夫そうだったらインプラントを検討します。」だそうだ。この先生に抜かれる歯はこれで6本になる。自前の歯は前歯の数本だけかもしれぬ。因果応報とは言え、今年はまた大変な年になりそうだ。

2 件のコメント:

村松 光 さんのコメント...

長野は毎日寒いです。そして今夜からまた雪の予報です。27年前私は八王子の三女のアパートで阪神淡路大震災を知りました。本当にもうその様な長い年月が過ぎたのですね。関西とはいえ寒中の災害でみなさんさぞかし大変な日々であったと思いました。
ところで歯医者さんは、通わなければならないからご苦労様です。私は歯が悪い上に歯医者さんが大嫌いなので、自分の歯は数本です。歯の話題は避けて通りたいのですが、でも大事なところですから、目をつぶって通っています。
せんかわさんもどうぞお大事に

senkawa爺 さんのコメント...

村松光さん
いつもコメントを有難うございます。
長野は珍しく雪もあり、また寒いようですね。
東京でも炬燵に入って丸くなりたいくらいです。
食物がうまく口に入らないことには、健康であるはずがないことにやっと気づきました。
でも手遅れです。お互い同病で相憐れみましょう。