2020年1月22日水曜日

些か困惑

昨年会計事務所との縁がなくなったのを機に確定申告をe-Taxとやらでしてみたのは良かったとして、今日国税庁から「国税に関する申告の参考となる情報について、メッセージボックスに格納しましたので、内容をご確認ください。」と言うお知らせを頂戴した。では早速拝見しようと思ったところ、これが又大変な手続き。普段グーグルのクロームなるブラウザを使用しているので、ブラウザをインターネットエクスプローラー(同じマイクロソフトでも使い慣れている Microsoft Edgeとは別で大昔使っていたものです)に変更しないとそのメッセージボックスに辿り着けない。

ブラウザの変更はどうということはないので文句を言うつもりもないが、ブラウザの変更だけでは済まず、10数ページにのぼる注意書きがあり、ブラウザのバージョン変更やらマイナンバーカードやらはたまた暗証番号(何の暗証番号か未確認ですが)やら準備するものだけでも申告した時同様のものが必要なようだ。始めれば3月申告した時と同じくらいの時間が掛かりそうなので、メッセージを拝見するのを止めてしまった。マイクロソフトのことより、先ずe-Taxのバージョンアップどうなっているのだろうか?少し困惑を覚える。

今朝のニュースによれば「日銀や欧州中央銀行などデジタル通貨研究へ 共同グループ設立」なんてことが大々的に報道されている。電子マネーも結構だが、何と言っても高齢化社会。カード決済をすれば消費税がいくらか安くなるなんて言われても、意味が分かりそうもないお年寄りで溢れている日本ではないか。国税庁も政府の機関だから相当な予算を注ぎ込んでe-Taxを開発しことのだろう。
しかし利用者が果たして納税者の何割ぐらいに達しているのか開示願いたいものだ。利用者の利便なんぞ全く無視しているようにしか思えない。

関連してだが、アメリカの大手情報サービス会社のブルームバーグが毎年国別のイノベーション指数なるものを発表している。この2020年版が昨日公開されて、「日本は12位と昨年と同じく3つランクを下げ、トップ10の圏外となった。」とのこと。要するに、日本は産業技術先進国と思っている人が殆どだろうが、同じアジアの韓国には物凄く差をつけられていることを自覚したほうが良い。この指数の詳細は省略するがは研究開発(R&D)支出や製造能力、ハイテク上場企業の集中度など7つの指標を使い数十の基準で各国・地域を分析している。

3 件のコメント:

呑兵衛あな さんのコメント...

今、Internet Explorer 9~11は使わない方が良いと思います。
詳細は、私のブログ記事ですが是非ご覧ください。
http://nonn634.blog.jp/archives/81991388.html
簡単に書けば、「現在Internet Explorer 9~11には重大な脆弱性があります」国税庁は知っているのかは知りません。
ChromeとFirefoxにも同じ脆弱性が有りましたが、既に最新版で修正されています。しかし、e-Taxで使えません。
ということで、e-Taxに使えるInternet Explorer 11の修正版が公開されるまで待ってください。
公開時期は2月中旬の模様とのことですから、02/12の定期更新に合わせてではないかと見ています

tak さんのコメント...

本当にe-taxと言われてもどうしていいかわかりません。
確定申告策定途中で一時保存しろと言われてしたはいいが、二度と開けない。
結局最初からやり直す羽目に。
全く親切心がないのが税務システム。

年途中で死んだ妻が配偶者控除受けられるのか税務署に聞いたところ、okという返事。
実は不可だった。よく知らない人がQ&Aをしているのが税務署。

senkawa爺 さんのコメント...

呑兵衛あな さん
この度は貴重なアドバイスを頂きありがとうございます。
ブログも拝見させて頂き、e-taxはもう止めます。

takさん
いつもありがとうございます。
呑兵衛あな さんのコメントで私はe-taxをやめる決心をしました。
貴兄も是非呑兵衛あな さんのコメントをごかくにん下さい。
政府のすることは自衛隊だけにとどまらず無駄が多いですね。