今朝早い時間に訪米中の石破首相とアメリカのトランプ大統領が共同記者会見を開いた。内容は詳しく理解できていないが、何でも会談はうまくいって、今後日米関係は嘗てないほどうまくいって、石破首相は今後の日米関係は経済面を含め黄金期になるとのこと。何をもってこの表現を使う気になったか分からぬが、これまでも半ば占領国家のうまみを吸い続けてきたアメリカと非占領国家の悲哀を味あわされている日本の関係がどう変わると言うのだろう?アメリカは対日貿易赤字縮小が大きな課題で、これからは日本にエネルギー資源を売り込みたいらしい。
実態はよく知らぬが、日本のエネルギー資源、原油、石炭、LPGは中東、オーストラリア、ロシア辺りに依存してると思う。当然アメリカに資源があることは分かっている筈で、コストを比較してアメリカ産は敬遠しているのだろう。幾ら親米の日本でも生活の基盤となるエネルギーはコスト高を選ぶ訳にはいくまい。企業買収を投資と言い換えてUSスティール問題を解決したようだが、日本製鉄の株を持っている訳でもないのでどうでもいいが、経済の分かる人に教えてもらいたい。
投資とは日本からお金を運んで企業を育成することだと思う。東南アジア諸国のように人件費が安い国なら、日本で起業するより益しかもしれぬ。人件費は日本より高くてインフレ傾向の国に資金を投下してどのように採算取るのかが不思議でならない。
利害が一致しない二人が話し合いで互いに満足して別れたとすれば結構なことだ。ただトランプ氏がパレスティナのガザ地区に関して、世界平和とかけ離れた発表をした直後故に、日米手を携えて世界平和云々は虚しく聞こえる。通常共同記者会見の後には当事者同士が握手をしてお開きになるが、今回はトランプ氏が終了すると握手無しで会場を後にしたとのこと。なんか少し気になる。
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