2016年4月25日月曜日

北海道5区の補欠選挙

ゴールデンウイークが近づいてきたのに、何もプランが無いのは寂しい限りのことだ。取り敢えず29日はどこかに行ってほしいと言われているので、近くにハイキングにでも行こうかと思うが、どこに行くにしても混んでることが予想されるのであまり乗り気にならない。年取った証拠みたいものだろう。自分は年を取り、遊んでくれる友人も少なくなってきているが、最近テレビなどで観ている限り、報道される若い人には感心することが多い。

先ずはスポーツ選手たち、ボランティア活動をする青少年や選挙運動を等を通して政治活動する若者たち、彼らの発言を聞いていると随分としっかりしたことを喋っている。緊張感に欠けるなまじの政治家の発言なんか比べ物にならない。近現代史に疎く、朝鮮半島や台湾と日本との関係なんか知らなくても、将来を彼らに任せておけば、何とかうまくやってくれるかもと期待したくなる。

危ぶまれていた衆議院北海道5区の補欠選挙も与党が制することが出来たようで、目出度い限りと言いたいが、自民党とすると衆参同時選挙の目が無くなったと一部で報道されたりしている。参議院選挙だけになるにしても、その前にオバマ大統領に広島に来てもらうことが出来そうで、これが大いに自民党の追い風になるとはどういう理屈でそうなるのか、小生にとっては意味不明だ。選挙関連で言えば、現政府の熊本大分震災対応が国民に評価されて北海道の選挙の勝利につながった、と言った解説者がいたが、この解説にも違和感が残った。

報道される若者が頑張っている姿は、その殆どが大勢の人との関わり中で描かれるので、つい拍手を送りたくなる。一方安倍総理に関する報道は、決まって総理一人が際立ち、何もかも彼一人が意思決定しているかのようである。一向に周辺を支える人の姿は見えてこない。自民党にも幅広い意見があり、優秀な人材はいると思うが、彼らはどのように意見を具申しているのだろうか?ひょっとするとよく言われるように、側近だけに頼って国政を行っている可能性が高い。

厳しい選挙戦を制したばかりの時に書くのは悪いが、どうも運転下手な老人ドライバーのタクシーに乗り合わせてしまったような気がしてならない。

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