14日の大雪が我が家にとんだ災いをもたらした。未だあちこちに鏡のようになった残雪が見られるが、我が家の前にも一部雪の山が残っている。金曜日、家の前のごみ収集所を片付けていた婆さんが足を滑らして転倒、左手首を骨折して右手と腰も打撲で動けない状態になってしまった。普段家の仕事は一切しないので、罰が当たったかもしれぬ。
15日だったか16日か記憶にないが、帰宅したときに婆さんが「雪片づけはご近所のどこでも男性の仕事。私がしていると、あのお宅はご主人は居なかったかしらと不思議そうに見られていると思うよ。」皮肉に聞こえたので「今から残りを俺がやるか?」と答えたら「やっぱり変わったことはしない方がいい。」と言うので結局しなかった。今更悔やんでも始まらないが、どうしてもあの会話を思い出す。
土曜日に近くの医者でレントゲンだけは撮ってもらって診断は出たが、手当の方はイマイチの感がある。今日総合病院で改めて診てもらったら、骨折は左手首だけで、右手も腰も骨に異常がないので入院の必要はないこと。実は今朝、久し振りに行きつけの接骨院で婆さんの顛末を話してきた。「右手は骨折していないといっても、湿布を剥ぐと甲がどす黒く腫れ上がって相当痛そうだ。腰も痛いらしいのでいっそ入院してもらった方が気が楽なんだけど。」
整体師のお兄さんも「単純骨折なら、10日も病院で安静にしていれば大分良くなるし、爺さんもその方が気が楽でしょう。」と賛成してくれたが、先ほど病院からの電話では通院で十分と言いうことになったらしい。既に始まっているのだが、又当分家政夫の役回りをすることになる。毎日素通りしているスーパーに毎日買い物に立ち寄るのも良い社会勉強だ。一口にスーパーと言っても、店によって品揃えとか客の入り具合いろんな違いがあって面白い。主婦がショッピングを楽しむ気分も少しわかるような気がする。
今日は、ポリタンクから灯油を汲みだすポンプを電動にしようと思って、近くのスーパーと東池袋の2軒、更に近所の工具屋(かつては金物店だったのだろう)から池袋の東急ハンズまで足を伸ばしたが結局どこにもなかった。やっぱ初冬の商品なのかも。普段昼に粉食が多いので朝パン食はないのだが、これから暫くは朝がパンで昼に米粒を食べるよう生活パターンを変更したり。
暫くは旅行でもした気分になる必要がありそうだ。
正月になってから婆さんが今年の暦を取出し、「暮に買ったのだけれど見せるのを忘れていた。今年は爺さんの運勢が最高よ。」と言って喜んだばかりだったのに。先のことは分からぬものだ。他人事思わず注意をしたい。
5 件のコメント:
とんだ災難でしたね。お大事に。それと、これを機会に家事を経験された方がよろしいかと。
山猫軒さん
ご心配ありがとうございます。
お陰で掃除洗濯に食事の用意までいろいろ経験させてもらっています。^^笑
大雪の影響は、万事、大変ですね。
早期、回復をお祈りします。
豪雪地では、屋根の雪下ろしで、毎年沢山の方が
亡くなっていますよね。
雪は手ごわいです。私も、翌朝15日(火)「生ごみ」を指定場所に運んでいるとき、つるっと滑ったので危なかったです。
ところで大きな声では、公表してませんが、私も自宅仕事がメインになった数年前から、一週間の各曜日の、生ごみ日、ビンカンペット日、プラ日、古紙日、購読新聞回収日などの、取りまとめと所定場所への運搬は、概ね自分が担当しています。
後は、2階ベランダへの洗濯物干しも、担当しています。
まあ、これだけなので、偉そうな事は言えませんが。
家人には、毎日食事の世話になっているので、
いつの間にかこの程度は、分担する様になっています。
今のところ、食器洗いとか、風呂桶洗いとか、食事の買い物は、
苦手でやっていません。
家人が居ないときのための非常食、インスタントラーメン等は
こちらで、適宜補充しておきます。
家人も付き合いでの外出も多いので、非常食作りは
少し慣れてきました。
洗濯機は、簡単だから、自分の物があれば回すので
固定した担当は決めていないです。
では、この辺で
中Chanさん
ご心配ありがとうございます。
家事は学生時代に兄と共同生活うをしたときに経験していますので、そんなに苦にはなりません。ただその気でやると家内より手際がいいと思うので、彼女のプライドを壊さないために手を出さないでいただけです。
彼女も若干分かっていると思います。私のそばに立ってあれこれ指示をしたり手順にイチャモンつけるのを楽しんでいるようです。
私は、結婚するまで、都内で親と同居していたこともあり、家事は
全くだめでした。
身の回りを一人で出来ないので、結婚した様なところがあります。
退職後、シニアの為の料理教室などにも、しばらく通いましたが、
皮むきとかサブを手伝うだけで、先に立って料理を完成しようと
言う意欲に欠けていました。
幸い、家人が料理が好きで、ボランティア給食の手伝いもした
ことがあり、助かっています。
主婦のプライドもあるし、今分担しているのは、力仕事に
属するところだけです。
いずれにしても、ルールがあるわけでもなし、
それぞれの夫婦の以心伝心で、自然に役割分担が、
ある位で良いのではないでしょうか。
ともかく揃って健康(一病息災くらいで)が何よりです。
以上、中Chanの独り言でした。
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