世界のあちこちで血腥い戦争が多発しているせいもあろうが、幼いころから教わってきた世の中の<正義>なる概念が現在も変わらずに存在してるのか疑問を感じ始めている。力のある者がそれを振り回して正義漢ズラをする昨今の様相。アメリカのダブルスタンダードを指して書いてるつもりだが。イスラエルなんて国に関しては前々から思っているのは、彼らの宗教心のいい加減さ。キリスト教とは少し異なるのかもしれぬが、嘘で塗り固めた国柄のように思えてならない。
他国他人のことは措くとして、日本人の心の奥に潜んでいた筈の正義感も最近極めて怪しくなってきた。教師や警察関係者の犯罪の数々、今だけ金だけ俺だけの風潮が至る所に溢れている。善悪を弁えぬ行為はインターネットの普及でより拡大傾向にあるが、ここまで来ると譬え年齢制限を設けてもその使用を制限することは困難だろう。中学生になる頃、石原慎太郎なる新進気鋭の作家が出現、主に男性青年に不良っぽく振舞う傾向を広め、良識ある大人から顰蹙を買ったが、今にして思えば可愛いものだ。
思えば18歳まで両親と兄弟5人の7人家族の暮らし、毎朝の習慣が今でも続いている。特に父が毎朝行っていた太陽への礼拝は仏壇への礼拝に代わったが、これを引き継いでいるつもり。父も晩年弁護士になっただけに正義感はは強かった。小生は自信が無いが、70歳はとうの昔に過ぎた。<心の欲するところに従えども矩を踰えず>に至ったかどうか、少し危ないところもあるが、できるだけ近づきたいと思っている。残り少なくなった日々をできるだけ少欲と小食で過ごすつもりだ。
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