昨日もブログ書きが出来なかった。特に体調が悪いわけでもないが、ある程度のニュースを思ってみたり、散歩中に感じたことを整理する能力が湧いてこなかったためだ。特に前段に書いたニュースのインプットが重要で、これまで通りテレビを観たり、ネットで新聞情報も確認するが、何を観ても読んでもインチキ臭く感じて引用を躊躇してしまう。「こんな事を知って何になるか?」だ。
やらせ芝居満載のテレビニュース、報じているアナウサーや記者がどこまで信じているか知らぬが、テレビ番組を信じる理由はどこにあるのだろう。ネットで確認する活字情報とて同じこと。所詮は空間的、時間的に一瞬が切り取られているに過ぎない。最近しきりに言われる米の値上がり、大きな話題として何度も取り上げられているが、彼らが毎日どのくらいの米を食してるか知らない。
たまたま数日前いつものように長野県安曇野産こしひかりを5キロ購入した。料金は先月と同じ3650円。米屋の若旦那に「仕入れも大変だね。」と声をかけたら「本当です、こんな価格で仕入れて良いものかどうか毎回悩んでいます。」との返事。自宅から池袋までの2.5キロの道すがら未だに残ってる最後の米屋だ。競合米屋が廃業しているので、小中学校の給食米は独占できているだろうが、最後にはその需要も先細りは間違いないだろう。
1年前と言えばもう大分昔かもしれぬが、記憶では2500円だった安曇野産こしひかりだ。この急激な値上がりは米屋にしても迷惑かもしれない。この米屋は千葉や茨木の他に京都や山形など遠方からも仕入れている。長野県産は他府県産米に比べ数百円安い。交通費が嵩むのに何故か不思議だ。地球の裏側の情報より至近のことの方が気になってしまう。地方の農家と都会の一般家庭を結ぶのに大きな役割を担っている農協。
高校同期生で農協に居た友人も多いし、小生も最初の就職先が農協機関雑誌「家の光」の専属広告代理店、当時と現代では農協も大きく変わっているのだろう。農協数は減っているが、職員数はどうなんだろうか?集まった資金は最終的に農林中央金庫なる農協資金を専門に運用する金融機関に預けられる。ここのトップは農水省の最高の天下り先。数日前ここのトップが外国債券投資で1兆数千億円かの損失が発生し辞任との報道ががあった。昔は縁の深いところだったが今は遠い世界だ。
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