2024年6月6日木曜日

都知事選

東京都の人口はなんとなく1000万人を超えているとは知っていたが、1400万人を超すそうだから、日本総人口の1割を超えている。長年居住しているが特に不便や不自由は感じないし、街もきれいで比較的安全。公共交通機関の運行も安定しているので生活しやすい都市と言えるだろう。もう半世紀以上住み続けているので、都知事も何人も代わった。現在の知事は小池百合子氏就任したのは8年前の2016年。来月知事選が行われることが決まっていて、既に30人ほどが立候補を宣言してるようだが小池氏は立候補宣言を出していない。

彼女が立候補しようと断念しようと関係無いが、出来れば新しい人に替わってもらいたい気分もある。そうなれば立憲民主党参議院議員から鞍替えして立候補する蓮舫氏と言うことになるだろう。小生もささやか乍ら年間約9万円の都民税を納めさせて頂いているから知事選挙は棄権せずに投票するつもりだ。ここまで読めば、東京都は問題が無い立派な都市に思われるかもしれぬが、問題は相当にありそうだ。先ず正月早々に発生した能登地方の地震に因んで考えれば、自然災害への備え。関東大震災は1923年だから約100年前。1980年代はそろそろと言われたものだが、今日に至っている。

自然災害は知事が誰であろうと起きる時には起きるだろう。だから歴代の知事は他の見地から都市計画を推進してきた。印象に残っているのは石原慎太郎知事時代のトラックの排気ガス規制、古くなるが美濃部都政の博打規制で後楽園の競輪場が無くなったことぐらいしか思い浮かばない。営団地下鉄と都営地下鉄の乗り入れなんてプランも出たが、結局は実現できなかった。兎に角、先に上げた人口と1年間で1兆5千億円の予算を持つ東京だから、その気になれば相当のことが出来る。

築地の市場を豊洲に移転して、築地の再開発とか。第一、新宿西口に都民を威圧するように聳えるあの庁舎。もともとは東京駅丸の内口の脇にあった5階か6階建てのこじんまりしたビルだった。それが何故あの巨大なビルに変身したのか理由がさっぱり理解できない。最近はあの都庁の壁にプロジェクトマッピングなる一種の幻燈写真が浮かび上がって、この費用が年間50数億円とのこと。これを請け負っているのが政府から出入り禁止を食らっている電通の子会社とのこと。兎に角、ほじくれば無駄は山ほどあるらしい。新しい知事には何とか都民税を引き下げてほしいものだ。蓮舫氏は事業仕分けで名を売ったが、出来ないだろうな。 

2 件のコメント:

呑兵衛あな さんのコメント...

東京23区から当市に移住する人が多いとかです。
更には能登半島地震の避難者と相まって、当市の人口が急激に増えているそうです。
私、老人ホーム入居を考えて当地に来たのですが、入居を危ぶんでいます。
さりとて、今更になって再転居は..
改めて考えれば、大都市東京は老若男女にとって暮らし易いですよ。

蓮舫氏はアタマでっかちだ見ます。野党系の政党が押すようですが、今の裏金問題を追い風にしても如何なもんでしょう。
とは言うものの、小池氏の立候補が問題ですね。立候補する場合は、自民党・特に岸田総理の応援は受けないでしょうね。もしかしら知事を降りて国会議員に戻るかも。
私が都民なら、小池氏が知事選に出ることを期待します。

senkawa爺 さんのコメント...

呑兵衛あなさん
何時もコメントをありがとうございます。
>東京23区から当市に移住する人が多いとかです。
これは驚きました。
>大都市東京は老若男女にとって暮らし易いですよ。
私も同感です。物価が高いと言われますが、昨今どこに行っても同じだと思うようにしてます。
蓮舫氏も所詮はお金持ちのお嬢さん。あたアマでっかちかもしれません。
しかし小池氏の嘘には辟易してるのも事実です。