俗に<馴れ合い>と言われるが、最近のマスコミ特に民間テレビ放送局と政権とのそれは少しどころか常軌を逸してはいないか。昔観た西部劇で覚えた英熟語に「何の、渡世の仁義さ」(プロフェッショナル カータシー)がある。題名は忘れたが、確か主演のバート・ランカスターが吐いた名セリフで当時悪童仲間で大流行りした。
マスメディアと政府が同じ穴の狢では視聴者は困るだろう。政権の安全保障担当者が「日本も核爆弾を持つべきだ」なんてとんでもない発言をしたとマスコミは一斉に報じているが、何故か氏名を公表しない。公表しても言論の自由だから特に罪には問われないだろう。首相以下の政権は困るだろうが、首相にどんなに近い人物だろうと本人を首にすればそれで済む話。泣いて馬謖を切ると昔から言われている。三日もすれば忘れられて騒ぎは収まってしまう可能性もある。
他にもテレビ局が政権を忖度し過ぎてると思うことは、ウクライナ戦争絡みでウクライナ善玉・ロシア悪玉の類型化。戦争を継続させたい気持ちが強いとは思いたくないが、事実に変な解釈をつけての放送は如何なものか。実は昨夜NTV・BS「国際報道」を観て思った。余りにロシアを悪者にし過ぎている。戦争を仕掛けたのが悪いと言えばその通りだ。しかし国土の2割も事実上占領されているのも事実。アメリカのトランプ大統領に言わせれば「ウクライナは負けている」とのことだが、半分くらいは当たっているかもしれぬ。
しかしテレビに出演する専門家の皆さんは、ウクライナに勝機があるかもしれぬような解説を言う。これも政府に忖度しての発言だと思うが、聴いていると馬鹿々々しくなってくる。日本からこれまでに如何ほどの援助が行われたかは知らぬ。それが戦争が続く限り更に膨らむことは明らか。これが真の世界平和と我が国益に繋がるかは分からぬし、日本が出来ることは少ないだろう。ならば、関連番組も縮小した方が良いのではないか。
昔少しテレビ番組制作に関わったことがあるので、週に5日も世界情勢をテーマにした社会情報番組を製作すること自体に無理があるような気がする。この類の番組はリサーチャーや構成作家が優秀であっても週に1回でも大変な筈。出演している解説者は万巻の書を読み、森羅万象知り尽くしたような話をするが、本当のところ何を言いたいのかよく分からない。
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