世の中に面白いことはそう沢山は無いと思い始めたりしてたが、最近になってそれは大変な思い違いで、面白いことは沢山あることを知らなかっただけと気づき始めた。平たく言えば絵画とか音楽の趣味を持たなかっただけのことで、小学生以来絵を描くことも、楽器を使って音を楽しむことも一切せずに、川や山を無目的に歩くだけで楽しみを知らなかっただけのことに気がついた。
季節は春は過ぎてしまったが、花や小鳥にちょっと関心があればもっと楽しみ方が有ったろうに少し残念な気がする。数日前何気なく観たNHKの番組「3か月でマスターする絵を描く(4)絵の中を歩ける!? 奥行きのある風景」を改めて今朝NHK+で見直してしまったが見れば見るほど面白い。流行歌だってそうだ、夕べ,、何れも故人だが谷村新司が小椋佳をインタビューする歌番組を観ても似たような思いだった。
谷村氏が美空ひばりの大ヒットになった「愛燦燦」誕生秘話を小椋氏から引き出してくれたが歌詞、いわゆる言葉を紡ぎだす才能と言うものは素晴らしいものと感心。ブログを毎日書いていても自分でも感心できないのは、書き綴る言葉に新鮮さが無いせいだろうと改めて気がついた次第。井上ひさし氏の小林一茶を読んでも全く同感だ。たった17文字でも人の心をとらえることが出来る人もいれば、数多の言葉を連ねても他人にも己にも何一つ感動を与えられない駄文。自分でも呆れてしまうが、今日もまた駄文を綴っているのが楽しく、人畜無害であれば結構だろう。
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