昨日はブログを休んで終日国際報道をテレビで注目していた。昔も今も変わらず、政治関係のことはどこまでが本当、本心でどこから嘘が混じっているか分からない。多くの人は中国の全国人民代表大会における李強首相の所信表明が掲げる数字は殆ど嘘だと断じ、報道でもそのように伝えられる。では先進国アメリカ大統領の所信表明はどうか。これもニューヨークタイムズは嘘に満ちていると言っている。
両者ともに最初から最後まで作り話ではないと思うが、中から真実を見極めることは相当に現地の実情と現地の言語に精通していないと難しいだろう。しかし中国の全人代は整然粛々と行われていた。一方アメリカの議会の混乱は目を覆うばかり、野党議員の反発はある意味日本議会の混乱より激しく、結局は退席したり、ステッキを振り回してヤジっていた議員は衛視によって議場から出されてしまった。
ヨーロッパではイギリスの議会光景もよく見るが、こちらは議場でのヤジは少ないようだ。フランスやドイツも選挙で与党が野党に転落したりして混乱している割には議場での混乱は少ない。ロシアの国会風景もあまり見ることが出来ない、何故だろう?日本は国会そのものが儀式化しているので言葉の応酬を感じることが出来ず実につまらない。言葉は簡潔であることが望ましい。しかし日本の国会の議論は複雑な問題を整理するわけでもなく、只いなすだけ。単純な問題に長々と時間をかける不思議な国だ。
アメリカが導入しつつある<政府効率化省>を真似て役人のサポートを無くせば、国会議員の役割が変わり、アメリカではないが庶民の減税が実現するかもしれぬ。笑
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