2019年12月26日木曜日

果てしなき大空を

明日からは普通の人と少し異なるがお正月となる。明日早朝から伊勢神宮(初詣)に行き、夜は東京に帰って親しい友人と忘年会。28日は家内の命日なので、義母の家に娘二人と集合して内々の3回忌。娘たちが家族同伴で来れば大賑わいになるだろう。そのまま冬休みなるかならないか分からぬが、最低2日間はブログを休む。うまい具合に書きたいことも無くなった。今年最後になるかもしれないテーマが思いつかぬので、いっそ飛躍して宇宙のことでも書いてみたい。

世界最強を誇るアメリカ軍は、現在陸軍・海軍・海兵隊軍・沿岸警備隊軍・空軍の5軍で編成されているが、来年以降これに宇宙軍を加えるそうだ。ロシアのプーチン大統領に言わせると、年間軍事予算は7500億ドルで2位以下の国すべての国の予算の合計より多いとのことだ。軍事予算なんて正直に申告している国がどれほどあるか分からないから、プーチン大統領が僻みたくなるくらい大きいと受け止めれば間違いなさそうだ。

宇宙軍予算は調べてないが、聞きかじった限りでは空軍から主に兵隊さんを引き抜き、民間技術者のリクルートを含め1万6千人体制で発足とのこと。空軍の現在兵力も分からないが、軍隊全体が160万人体制と一応ネットには出ているので、ある意味で相当力んでいるようにも見える。しかし宇宙戦争の局面では想像するにアメリカは中露に相当遅れを取っているはず。

慌て者のトランプ大統領がアメリカ航空宇宙局(NASA)を軍隊に取り込もうとしたのかどうか知らぬが、現在宇宙に浮かんでいる宇宙ステーションはロシアのものだし、つい先日ボーイングとテスラが共同して打ち上げたスペースシャトル代替品も見事失敗に終わっている。この軍事力強化策と同時に大統領が「アルミテス計画」なるものを同時に発表した。これはNASAが半年以上前に公表しているもので、2024年に再びアメリカが人間による月面着陸を目指すものだ。

5年以内とは随分悠長に思うが、アポロ11号アームストロング船長のによる月面着陸は1969年7月20日のこと。それ以来未だに2度めが成功していない。悪口を言う輩は「あれはフェイクではないかぇ」なんて言ったりしているくらいのものだ。軍隊と名がつくとおどろおどろしくなるが、人類にとって宇宙には限りない未来があるはずだから誰によらず頑張ってもらうのは大変結構なことだ。

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