2019年9月5日木曜日

諸悪の根源

日本には記者クラブ制度があり、国であれ地方自治体であれ、司法組織であれ、経済団体、労組等々ありとあらゆる組織にマスコミ大手の記者が群れをなして張り付いている。その事自体は驚くに当たらないかもしれぬ。新聞社や放送局の経営が苦しいと自分で言ってみても、実態的には未だそれだけの記者を外部に貼り付けている余裕があるわけだ。彼らの給料だって未だ相当高給の方だろうし、足代にしてもハイヤーこそ大分制限されてきてはいるかもしれぬが、電車代ということはめったに無いだろう。

彼らがそれぞれの組織に張り付いて、読者、市民に代わって対象者に目を光らせているなら未だ許せる。しかし実態は正反対、組織の代弁者に陥っているケースが99%と言っても過言であるまい。100%と言わないのは東京新聞の望月衣塑子氏がいるからだ。知る限りに措いて彼女はもうかなりの年齢にも関わらず、新米記者に混じって官邸記者会見で、菅官房長官に食いついていた。どこまで行けるかわからないが、そのうちに年令を理由に外されることになるだろう。

NHKの岩田明子氏も似たような歳で官邸記者クラブ所属だと思ったら、念の為調べると「政治部記者兼解説委員」となっているから記者クラブは卒業しているようだ。解説委員であれ、本来の取材は対象である総理に視聴者を代表して耳の痛い事を聞いた上でマイクに向かって喋るべきだ。それを何を勘違いしているか、総理の言いたいことを拡散するのが解説と心得ているのは明らか。即ち日本の記者クラブ制度は百害あって一理も無い。ナチスドイツのゲッペルス宣伝相をマスコミから派遣してもらっているの一緒。

そのうちのNHKは税金が投入された上に国民から視聴料を有無を言わさず召し上げている。即ち我々は金を払って有害な情報を取らされ、政府の判断を善しとするように仕向けられている。序に言うが、NHKは何故子殺し事件を繰り返し放送するのか?犯人の親と同居人が逮捕された時点でもう十分だ。昨日の19時のニュースでまた同じような声が聞こえたので画面を観ると母親の裁判の模様。再発防止になんの役に立つ?いいかげんにしろだ。昨夜頭にきたけど今朝の朝日新聞も大々的の報じている。大手マスコミは諸悪の根源だ。

2 件のコメント:

呑兵衛あな さんのコメント...

NHKの岩田明子だけは飛んだ食わせ者ですよ。
安部草履の番頭して有名で、他紙が知らない事を誰よりも早く発表できる不思議

senkawa爺 さんのコメント...

呑兵衛あな さん
いつもありがとうございます。
ご意見には全く同感です。