2018年12月1日土曜日

不心得者

今日は約半年ぶりの前立腺がんの経過観察日、大病の後は5年生存率が言われるが3年半近くになる。血液と尿検査の結果は大きな問題は無いとのこと。特にヤバそうな自覚は無かったものの、お医者さんから言われると健康のお墨付きをもらったようでホッとした気分にもなる。しかし血液検査の項目を子細に見ていくと半年前と比較して数値が悪化しているところが散見される。やはり食事管理の専門家が居なくなったせいだと思うが、こればかりは何とも仕方がない。

その専門家が居なくなったのは昨年末の28日だが、明日早めの1周忌法要をすることにした。何処の家庭でも年末は何かと忙しいだろうから、本当の近親者だけに声を掛けて長野の寺迄来てもらうことにした。寺は長野市の北でやや山寄りになっている。父が出身地、上田市の寺に話を付けて自分で菩提寺と決めた寺である。ところがその父が亡くなったのが25年前の11月25日、葬式が丁度明日と同じ12月2日と決まった。しかし当日大雪になり菩提寺で行えず、急遽市内の平らな場所の寺を借りて執り行ったものだ。

明日はその父の25回忌も併せてしようと寺には頼んである。ところがある友人にその話をしたら「お前、仏事に25回忌なんて無い筈だぞ。」と笑われてしまった。成程ネットで調べると23回忌と27回忌は一般的らしいが、25回忌なんてのは何処にも出てこない。しかも明日は仏滅でお日柄も悪いとされる日だ。そもそも母親の1周忌法要だからとイニシアチブを取っているのは長女でもあり、祖父のことを思い出してくれただけでも有難いし、寺でもそんな話聞いたことがないとは言わなかった。

どうせ前から不心得の無信心、何かにつけ型破りを辞さず、変わり者と自覚しているので勝手にさせてもらうが、別に罰当たりなことではないだろう。幸い明日の天気は暖冬の影響か長野も晴天となりそうだ。

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