2018年9月20日木曜日

初秋の故山


既定路線とは言いながら安倍3選が確定したことは何とも腹立たしいことだ。急に貯金がパーになることや、年金が無くなるような事態にならぬことを祈るしかあるまい。景気の悪い話はこのくらいで措いて、昨日の楽しかった話題にしよう。ブログを2日間休んだが一昨日、昨日と長野に行って、最も愛する山「飯縄山」に登ってきた。子供の頃から何回登ったか数え切れぬが、愛するなんて気障なことを言いたくなる山であることだけは間違いない。

ここ10年くらいは毎年のように行っていたつもりだったが、念を入れて調べてみると昨年は行っていない。一昨年の6月に今は亡き弟と本格的山歩きのきっかけを作ってくれた従妹の3人で登り、途中で引き返している。天気の問題があったとか、特別の理由も無かったが、3人ともいい歳なので何となく疲れて、もう引き返そうよとなった訳である。従ってもう飯縄山は無理かなと半分思いつつも、悔しさ止みがたく、どうしてもう一度だけは登りたいと心に引っかかっていた。

かと言って、もう一人登山はやめた方が良いと思っているので、今回は高校同期生で山の専門家が地元在住であるのを思い出して、彼に同行案内を依頼した。長野在住の従妹に言わせれば超有名人で口をきいてもらえるだけでも有難いほどらしい。その点こちらは図々しさが芸風だし、高校同期となれば何の遠慮もありはしない。彼は現在ひざの故障でリハビリ中だったが、快く引き受けてくれて、行けるところまで案内してくれることになった。

その上帰りは近くのホテルで日帰り入浴を済ませて、彼が山麓に自力で建てた山荘で泊まって酒でも飲もうと誘ってくれた。そういう話にはすぐ乗るのが信条である。一昨日は長野駅まで迎えに出てもらい、10時から登山に掛かったが天気が生憎でずっと曇りがち、彼は当初「半分くらいまで付き合うよ」と言ってくれていたが、結局3分の2程の高みまで付き合ってこちらのペースを整えてくれた。この場所につい最近熊が出たらしいので、ここで彼の熊鈴を拝借、後の連絡報を確認(幸い 山頂まで携帯が繋がるとのこと)3合目付近から電話して迎えに来てもらうことにする。

結果として、時間は相当かかったが山頂に立つことは出来たし、下山して風呂に行く前に、秘密の場所に案内されてキノコ採りを楽しんだ。地元で言うところの(じこぼう又はからまつ茸)。これも夕飯のおかずだったが、彼の料理が又抜群、夜が更けるのを忘れて山談義。翌朝が打って変わった快晴、一人で散歩に出て朝早い農家の人に聞くと、今日ほどの快晴(戸隠連山から槍ヶ岳まで一望)はそう滅多にあるものではないとのこと。兎に角最高の2日間だった。

山登り詳細は下記を参照願います。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1588454.html

2 件のコメント:

信州爺 さんのコメント...

senkawa爺 様

 飯綱山登山よかっですね。このところ梅雨あんばいの日が続いていましたが、
あの日は降らないのが儲けものののような日で、夕方から晴れてきましたね。
昨日はうって変わった日本晴れ、当方は地域のゴルフ会でしたが、
快晴の白馬三山・飯綱山が見事でした。
貴兄の飯綱登頂を羨みつつ、いつの日かご一緒できたらとゴルフをしながら思いました。
 お疲れでしたでしょう。ゆっくりお休みください。

   信州爺

senkawa爺 さんのコメント...

信州爺さん
コメントを有難うございます。
山登りの日は終日曇りで眺望を楽しむことは出来ませんでしたが、体力的には
暑さによる消耗を避けることが出来たので却って良かったかもしれません。も
のは考えようです。
その代わり翌朝の眺望は貴兄のコメントにある通り実に見事でした。