2018年9月16日日曜日

ネット情報とマスコミ情報

他人の自画自賛は鼻につくとしたものだが、小生は余り気にしない。何を書こうとブログなんてものは自画自賛の最たるもので、これを毎日しているのだから他人のことを論うわけにいかないのは当然である。むしろ世間にはいろんな考えがあることを知るため、出来るだけ多くのブログを読みたいと思っている。ただ望むらくは、ブログ上で嘘を書いてほしくはない。伝聞を書く時には伝聞であることを明記し、取材源を明らかにできないこともあろうが、それは仕方ないとしてもどのような筋の情報かくらいは明記すべきだ。この程度の原則が守られないブログは読むに値しないと思っている。

話題を変えて、自民党総裁選絡みで気になっていることを書きたい。先ずはマスコミの対応:現在20日の投票日に向け連日の動きが報道されているが、両候補者の言い分は9月14日日本記者クラブで開催された討論会で出尽くしたと思う。この様子は下記にアップされているので時間に余裕のある方は是非ご覧いただきたい。
https://www.jnpc.or.jp/

ご覧になればおわかりと思うが、この討論会での見どころは後半の両候補者に対する記者からの質問である。15日以降これがマスコミで大きく取り上げられることを期待したが、全くの期待外れで殆ど取り上げられなかった。冒頭質問に立ったのが読売の橋下五郎氏、氏が安倍政権寄りであるのは万人が認めるところだろう。意外だったが彼の質問は安倍氏のかなり痛いところをついている。党員票の開票は19日、この時点で地方の党員は既に発送を終えているので、最早何を言っても勝負は決まっているからと、穿った見方もあるくらいだ。

つられた訳でもなかろうが、続く毎日や朝日の質問もかなり安倍氏にはきつい質問で、安倍氏のはぐらかしや逆切れが生々しかったが、テレビを含め大手マスコミでは一切報道されていないようだ。本質に迫れない、これが現代日本のマスコミの実態で、国民をかなりミスリードしているように思う。序でにもう一つ:最初に書いた「嘘」について。政府が国民に対して虚偽の発表をすること、今年は嫌になるほどあったわけだが、これに対して実態をある程度知る筈のマスコミによる追及の物足りなさ。

小生は重大な犯罪だと思うが、司法は犯罪とは認めない。ならばマスコミに期待するしかないが、マスコミも所詮は政府の飼い犬なのか?悲しいことだがどう見ても国民の味方には見えない。総裁選で経済問題も大きなテーマだが、政府発表の経済指標に重大な虚偽があることは、既にネット上では多く指摘されているところだ。

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