2018年9月13日木曜日

ジャーナリスト

「ジャーナリスト」を辞書で引くと「記者」である。マスコミの取材に走り回るスタッフも当然含まれるから、その資質はピンからキリで一概に切って捨てることは出来ぬ。しかし今日来日して記者会見を開いたプロテニス選手・大阪なおみさんの会見についてSNS上(所謂ネット上と考えれば可)で非難の投稿が多くなっているとのこと。会見を実際に観ていないが、下記を読むと尤もだと思う。少し長くなるがYahoo!JAPANから引用させてもらう。

「大坂なおみさんの記者会見でテニスと無関係の質問をする記者が多いなあ。将棋の藤井さんに対してもそうだけど、日本のマスコミのダメさを一番ハッキリと痛感するのが記者会見だよ。なんでこういう知識のない人間を記者として送り込むのか。メディア各社の意識が低過ぎる」。

「大坂なおみの会見、マスコミの質問の質があまりにも低すぎて、いたたまれない気持ちになる」。

「大坂なおみ選手のインタビュー見ているが、ここまでの日本のマスコミの質問のレベルの低さに恥ずかしくなり、大坂選手に申し訳ない気持ちで一杯になった。セリーナとの歴史的な試合に誰もひと言も触れない。情けない。ワイドショーばかりで専門誌のライターなどはいなかった?大坂選手に失礼」。

「記者たちの質問が酷すぎる…国籍とかアイデンティティだとか日本語勉強法だとかそんなことよりテニスのこと聞けよ…失礼すぎるわ…」。「大坂なおみ選手に「日本語で大切にしている、好きな言葉は?」という質問必要?」。

ネット上の書き込みは公衆便所の落書きと同じとされた時代もあるが、この引用を読む限りテレビの街頭インタビューよりはるかにましだ。インタビュー序にもう一つ、政治についてネットで見た情報を上げておきたい。

台風21号、北海道での地震の被害を受ける日本に対し、各国代表、駐日大使館などが相次いで見舞いや支援のメッセージを寄せているが、これに対し首相からは何らかの形で謝意を評するのが普通だが、10日の時点で韓国の文大統領に対してだけは無反応らしい。ネット上では外交力以前、品性品格を疑いたくなるとしているが、バンキシャで固められたジャーナリストに期待するのは無理だろう。

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