備えあれば

現代人は情報が全く遮断されることに慣れていない。つい最近までは自然災害発生時には先ず水の確保が最優先だったような気もするが、現代は携帯電話やスマホの電源確保が最優先になっているようにも見える。もし停電で電源がダウンしたらラジオもテレビもダウンするのだからどうするべきだろう?台風でもなければ外に飛び出して隣近所の人と相談するのが亡き家内の行動パターンだったように記憶する。しかし今回のような真夜中の強風の中そんな行動はとる訳にはいかぬ。

独居生活に入って以来家にあった防災グッズはすべて処分してしまった。従って、ペットボトルの水は買わない主義なので飲み水は一滴も無い。家内生存中は夜に風呂の水も決して抜かなかったので、トイレも暫くは使用できただろうが、このところ風呂の水は抜きぱなしで専らシャワーだからトイレも使用不能になる。どこかの被災者地で、リフォームしたばかりのご主人が、土地の液状化で家が再び使い物にならなくなって嘆いている報道があった。台風は去ったと言ってもこればかりはすぐに新しいものがやって来る。全く他人事には思えない。

活断層の無い場所は無いと言われる日本で、関東大震災からは既に95年。60年周期で来ても不思議ではないとされていたように思うが、大分時間が経っている。今日は9月11日、現地時間は明日になるのだろうがニューヨークで歴史的テロによる事故の発生日。世の中何が起きても不思議が無くなってしまった。政府の掛け声は別にして、真面目に備えを考える必要がありそうだが、少し考えただけでも手当てすべきことが多すぎてどこから始めていいか分からなくなってしまった。

スマホは懐中電灯の代わりにもなるし、当面の情報を得るには便利そうだ。でも何となくスマホを契約する気にならぬは生来のケチ故かもしれぬ。考えを変える必要があるかもしれぬが、せめて今夜は懐中電灯の電池だけ交換することだけにしよう。

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