当たり前だ、お国が国民にナンバーを割り振るのは国民のためであろう筈がない。国が個人をコントロールしやすくするためであるから、こちとらがナンバーから距離を取りたくても関係ない。容赦なく何かとマイナンバー提示を要求してくる。爺だからと言うだけで結構な恩恵に与っているくせに偉そうに言うな!と叱られそうだが、高額療養費の還付には送られてきたカードのコピーが必要である。面倒な話ではあるが受給者として文句は言えない。
おまけに、お国はこれまでの社会福祉制度が高齢者に甘すぎたとして、来年度以降75歳以上の患者の窓口負担を1割から2割に引き上げて下さるそうだ。常日頃、子や孫世代の若い人たちを大事に、なんて書いているのだから、有難さに涙でも流すべきかな。話を戻そう。兎も角これ以外はマイナンバーにお世話になることはあるまいと高を括っていたら、また豊島区から新しいお知らせを頂戴した。
これまで区役所の支所で住民票や印鑑証明を頂く際に使用していたカードがある。もう10年、否20年以上前からだったろうか、確か住基ネットが全国的に整備された頃からだろう。このカードでいろいろな証明書が発行されてきたが、来年からこの機械が無くなるらしい。念のために区役所に問い合わせると、来年いっぱいで従来の機械が撤去される。その代わり、写真付きのマイナンバー・カードがあれば、コンビニで証明書が引き出せると有難きお言葉。
ITとか最近はAIとか訳の分からぬものが進歩しているから、公共システムの陳腐化が早く進むのは仕方ない。と思える小生は歳の割に理解が良い方だろうが、使える電化製品を早々と捨てる勿体なさを感じないわけにはいかない。歳だから、もうそんなこと心配する必要は無いと思うが、運転免許証も無い今、豊島区の住民である以上どこで証明書が必要になるか分かったものではない。仕方なくその写真付きカードの申請をすることに決めて、作業に取り掛かったが、これまた大仕事。
明日申請してもカードを区役所に取りに行けるのは2か月先だそうだ。今日は証明書写真を撮りに行かねばならない。タイトルが刺激的過ぎたかな?
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