何もかも関係ない話だ

一時世界的に大分ヘタってた感じがする株価であるが、アメリカ大統領選結果が思わざる方向になったせいか、アメリカ国内は景気が良くなるとの判断が大勢を占め始めたようだ。つられて日本はじめ各国の株価も上がり始めてる。ご同慶の至りであるが、我が家と縁が深かった東芝上場廃止の声さえ聞こえ始めた。縁が深いと言っても別に株を持っているわけではないので直接的な影響はない。ただ15年以上前に亡くなった岳父が東芝の幹部だった。

この岳父が我が嫁に幾ばくかの東芝株を持たせてくれたらしい。半世紀近く前のことになるが、その時に「株価が1000円になったら売りなさい」と指示されたらしい。婆さんは素直にその通りにしたとのことだが、母親や弟がどうしているかは知らぬそうだ。他人のことはさておき、その際「東芝がつぶれるときは日本がつぶれるとき」とも言われたらしい。誰が考えてもモノづくりの1企業がなくなろうと潰れようと1億人の人口を擁する日本がつぶれはしない。

もっと言えば、国がつぶれるの意味さえ分かりかねるのが正直なところだ。従って岳父の予言は当たらないだろうが、現在の世相と関連して考えさせられることもある。昨日の東証大発会、株価大幅高ニュースに関連するインタビュー「今年あなたの願いは?」に答えたサラリーマン「株価が上がってもらいたいですね。」だった。まぁ関連でそのように言わせているのでもあろうが、家族の健康でもなければ会社の業績でもない、株価への言及には少し驚きもある。

今時日本の株式市場なんぞまともな人間が関わりあうことが間違っている、と言う人さえいる。1部上場企業の半数を政府系資金が占めているとか、民間資金も大半は外資で、それもコンピュータが想像を超えるスピードで取引を繰り返すので、儲けることができるのはそういった装置を駆使する連中だけだ。こんなことが事実かどうかは知らないし、関係ないのでどうでもいいことではあるが。どっちにしても株価なんぞと無関係な庶民にとっては、あまり目出度くも無い年明けかもしれぬが、しこしことまじめに働く以外、個人的に納得できることは無いだろう。

序でにもう一つ、昨日三越伊勢丹グループのトップが来春から正月3が日の休業を考えている、と発表との報道があった。日本の文化維持とか従業員のためとか何とか理屈をつけいるが、これも如何なものかである。現代社会における正月のありようは昔と随分変わってきている。正月に働いている人は全国に多数存在する。そんなものを昔に戻すことはできぬだろうし、従業員の休暇について思いを致すならもっと違う方法がいくらでもあるだろう。どうでもいいことばかりを書いてしまった。

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