2011年3月21日月曜日

早春ハイキング


登山口の軍刀利神社下


かすかに富士を望みつつ春の山歩き

東北地方で大災害が発生しているのに、節電の一環と勝手な屁理屈で春のハイキングに出かけた。毎年お彼岸の3連休からハイキングを始めるのが恒例になっている。今年は土曜日が一番コンディション的には良さそうだったが、同行してくれる事になった青年に仕事があったので、日曜日に出かけた。幸い天気のも恵まれ、今年の初歩きはまずまずだったと言える。

コースは生藤山から陣馬山下迄で、このコースは山歩きを始めたばかり2006年の3月22日に歩いた思い出のコースだ。この時はWBCの決勝戦で王ジャパンが優勝を決めた日で、殆どの人がテレビに釘付けとなり、山なんかに行くのは変わり者だったに違いない。当時も今も野球にはさしたる興味が無いので、友人の薦めで山に行く事にし、新品のトレッキングシューズを履いた写真が残っている。

トレッキングシューズは一昨年新調したので2代目になっているのだが、何故か態々初代のものを履いて行ってきた。コースは当時と全く同様、中央線の上野原で下車、登山口の軍刀利神社までタクシーで突っ込み、ここから三国峠、生藤山、茅丸、醍醐丸、陣馬山下へ降る山梨・神奈川・東京を股に掛けた12㎞弱の縦走路である。心配だった雨には全く当たらず、少し寒いぐらいのひんやりした空気の中を、春霞で少しぼやけてはいるが、富士山も望みながらのハイキング。

しかも様々な理由があるのだろうが、醍醐丸で昼食を取る迄に出会った人がたったの3人と言う贅沢さだ。歩き始めが9時少し前で、昼飯の醍醐丸到着が12時ちょっと前、ゆっくり昼休憩を取って、降りは相当ゆっくり歩き陣馬山下2時40分のバスを目標にした。山ではところどころ時間を持て余したが、バスや電車の接続が極めて順調で5時前には帰宅。文句なく楽しめた1日だった。

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