2011年3月18日金曜日

早や1週間

昨日は不測の大規模停電の可能性が得意から知らされたので、夕方早々に日記も書かず帰宅してしまった。幸いな事に不測の事態には至らなかったが、生活者も大変だろうが、仕事を考えると都心のデータセンタで停電が発生した場合の事を考えると不安でならない。バックアップの電池がビル1棟分用意されていると聞いた事があるが、それがどの程度の時間持つものかは知らない。

何れにしても東電がこれからしゃかりきになって、停止している火力を2カ月以内で総動員出来ても供給可能電力量は4000万キロワットと報道されている。昨今、夏になればピーク電力が5000万キロに達するのは常識化しているので、余程節電計画をしっかり立てて実行しないと、いつ大規模停電が起きても不思議はない。既に昨日も一昨日も計画停電の影響を受けている生活者は300万世帯、500万世帯に達している。

JRの池袋駅がターミナルステーション機能を持っているとか、サンシャインビルに政府系のデータセンターが設置されているとかで、豊島区が計画停電区域から除外されているとの説を聞いたばかりだ。しかし予想に反して需給バランスが崩れた時の大停電となると、これ又想像もできないような悲劇が起きる事だろう。家内の友人がオール電化の高級マンションにお住まいになっていたそうだが四国かどこかの実家にお帰りなったそうだ。

やはり世の中万能なんて事は何も無い事を改めて思い知らされた。これから火力を総動員すると仰るが、今や火力も殆どが油やガス、いわゆる石油に頼っている。中東のニュースが少し途絶えているが、油の供給に問題が生じたらどうなるのだろう。飛行機の動いているうちに帰国を急ぐ外国人の報道を聞くと「然もありなん」と思わないでもない。

寒い被災地で頑張っている人、高濃度の放射線下で発電所の消化に頑張っている人を思うと本当に頭の下がる思いだ。特に若い人が頑張っているニュースを見ると胸がジーンと熱くなる。プロ野球の選手会もセントラルリーグ3月開幕に反対らしい。何処かの新聞社オーナー面した爺がこの反対を押し切って開幕を強行しようとしているようだ。若い世代にもこの騒動の中で詐欺行為をする奴、泥棒をする奴もいるだろう。また世の爺全てが一様に死に欲をかいていると思わないが、善意の人が多からん事を信じ、ここから先は若い人中心に頑張ってもらうしかない。

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