2010年6月25日金曜日

FIFA ワールドカップ予選リーグ突破

5月25日の日記にこう書いた。
>実は昨日の日韓のサッカー試合の結果で書こうと思っていたのだが、話があらぬ方向に行ってしまった。勿論中継は見ていないし、試合内容について云々する事は全く出来ない。書きたかったのは、試合には勝つか負けるしかない事と勝っても負けても見ている人はそれなりに楽しい筈だと言う事。選手たちもこれだけ負ければ却って気が楽になって良かった、と婆さんと話した事だった。<

婆さんが好きなアイススケート以外スポーツに関してテレビ中継を見る事は殆ど無いのだが、WBCの優勝やイチロー・石川遼・宮里藍達が世界で活躍している事は人並みに嬉しく思っている。今朝も5時半にテレビをつけると丁度本田選手がインタビューに答えているところだった。普段だったら不良ぽくって憎たらしげな顔に見るかもしれないが、何故か爽やかに感じてしまうのは普通の感覚(単なる凡人の付和雷同)を持っている証拠かもしれない。

サッカーについては何も分からないのだが、チームが一丸となっているような気がする。それよりも国民が一丸になっているような気がしてならない。つい1か月前までは、駅売りの新聞スタンドには「岡田更迭」のフンドシが大々的に下がっていたものだ。それが今日は「デンマークを撃破」に変わり、更に高みを目指せと国威発揚を煽っている。これは国民の盛り上がりが先にあってメディアが追随しているのかもしれない。

しかし沖縄問題なんかを考えた時、メディアは本当に沖縄に米軍海兵隊が居てほしいと思っているのだろうか?素人考えで考えれば社民党や当初鳩山さんが言ったように、、専守防衛思想に反する敵地攻撃用部隊である海兵隊基地が我が国に存在する必要性は無いと思う。当初鳩山さんが県外海外の声を挙げた時、メディアが今日のサッカー日本代表を応援するように「そうだ!そうだ!海兵隊は海外に出てゆけ!」と一斉に声を挙げたらどうなっただろう。

サッカーについて無責任にご都合主義的な紙面を構成するのは結構だが、正に国益に関する事案の場合は無責任な態度を取ってほしくないものだ。何処でどうなったのか分からないが、結局鳩山さんも取敢えずは海外は無理と言う事になってしまった。一説には下記のような説もある。二見伸明氏の6月1日のブログからの引用である

>これからは、だれが総理になろうと、「国外移転」を推進しなければならない。いまは袋叩きだが、今回の「迷走」と叩かれながらも出した結論は、「沖縄」を日本全体の問題に昇華した。これは、鳩山の、本人も意図しない、誰もがなしえなかった業績ではないだろうか。
自民党は、鳩山が沖縄県民との約束を果たそうと、「国外移転」で苦労しているとき、石破元防衛相をアメリカに派遣し、アメリカの、武器商人になり下がった「安保屋」と手を組んで「国外移転」阻止を画策した。まさに売国的行為である。自民党に鳩山総理を非難する資格はまったくない。<

話が又あらぬ方向に行ってしまった。日本代表チームの全員と特に叩かれ続けた岡田監督には今後の活躍を祈念し「あっぱれ」を上げたい。

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