雨模様だが、さっぱりした。

西日本では今週の頭から大雨が降っていたのに関東地方は昨日まで梅雨前線が掛からなかった。やっと昨夜から前線の影響で激しく降り始めた。何かうっとうしいので、せめて床屋にでも行ってさっぱりする事にした。長年通っている近所の床屋だが、今日は親父と女将さんが留守で息子夫婦だけがてんてこ舞いである。聞くと、親父夫婦はやっと息子夫婦に店を預けて日光旅行に出かけたらしい。

実はここの親父さんは小生と同じ年齢、何故か小生の頭を刈るのを他人に任せるのを嫌っている。こちらは「虎刈りなんかは3日もすれば分からなくなるのだから、いい加減にしておいてくれ。」とはっきり言うのだが、シャンプーの後で再度時間を掛けて微調整をするのが常だ。こちらもいわば暇人だから出来るだけ我慢しているのだが、正直なところ相当イライラしてくる。歳を取れば目も霞み、手先の動きも悪くなるのは当たり前。従って最近は老眼鏡を通して矯めつ眇めつするこの最終工程が長くなる一方だった。

そんな事で今日は若旦那が手際よく仕事をしてくれたので気分が良い。自分の事も含めてだが、職人に限らず年寄りは若い人のやる事がなんとなく手抜きに思えたりして、自分の仕方がベストと思い込みがちである。客からすればそんな事はないのだ。若い人の仕方やり方に共感を覚える事が多々ある事を知らなければいけない。こちらは引退の年を迎えて後継者に仕事の引き継ぎの真っ最中である。

見積りや請求の作り方から記帳の仕方、得意先での挨拶の仕方から服装に至るまで、技術屋さんの青年の手取り足取りと言った毎日だ。来週の月曜日は得意先キーマンと社長交代のご挨拶をかねて食事会をする事になっている。新社長はエチケットに関する本を買い込んで勉強しているそうだ。「そんなに気を遣わなくても良いよ。」とは言ったが、他の面で今日の床屋と同じような事がある可能性は多分にある。あたら若い芽を摘まぬよう、こちらも十分心せずばなるまい。

コメント

このブログの人気の投稿

慶応義塾入学式 期待が膨らむ

読後感「新天皇と日本人」小山泰生著

何もかも関係ない話だ