2026年1月8日木曜日

危うきに近寄らず

高市首相の台湾をめぐる存立危機事態発言を支持するつもりは毛頭ないが、昨日からの報道で酷く違和感を覚えるものがある。それは中国を国賓待遇で訪問している韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領関連の報道。<大統領は上海で、日本による朝鮮半島統治時代に独立運動家らが樹立を宣言した「大韓民国臨時政府」庁舎跡を訪れ、4日からの初訪中の日程を終えた。>とされているが、先の大戦中に本当に上海に「大韓民国臨時政府」が設置されていたかどうかは知らぬ。しかし抗日戦争を共に戦ったと言う事だけはあり得ない。

ドイツに占領されたフランスから英国に亡命したドゴール氏が亡命先で独自の政権を宣言してたことは有名だが、日本の植民地となった半島から中国に亡命した人物がいて、政府宣言したとは一度も聞いたことが無かった。韓国政府が中国と仲良くすること自体は別に非難するつもりも無いが、歴史は勝手に作ってはいけない。こちらも歴史に特に詳しくないので、思い違いがあるかもしれぬ。しかし国際的に著名な政治家にもひょっとしたら間違いがあるかもしれぬ。

特に検証を要する問題ではないかもしれぬが、気になったところだ。但し、冒頭の高市発言をめぐり官房長官が中国の反応に抗議をすると発言してたが、これもまたいかがなものかだ。発言が中国を怒らせたのは無理からぬこと。台湾が朝鮮と同じく旧日本の一地方であったからと言って、1947年だったか8年だったか忘れたが、国連による終戦処理で明確に中国の一部とされたことは紛れの無い事実。あの賢明な田中角栄氏でさえ、日中国交回復の際にも台湾問題には触れなかったとのこと。

韓国と違って独立を認められなかったことは可哀そうに思うが、池袋には台湾系の中華料理店が多かった。世田谷の中国料理店で比較的旨い店も見つけたが、これがどちら系かは教えてくれる人がいない。要するに小生はどちら系なんか関係ない訳だ。政治は各国の主権尊重と内政不干渉が原則のようだが、アメリカ政府の行動なんか見る限り原則に当てはまらない現実もあるようだ。アメリカがそうだから日本も良いだろうなんて考えは持たない方が安全かもしれぬ。 

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