2025年8月16日土曜日

米ロ首脳会談

 普通アメリカの記者会見は結構長い時間を掛けるが、今朝アラスカで行われた米ロ首脳会見終了後の記者会見は、珍しく記者の質問を一切受け付けなかった。従ってこの会見の意味や成果は全く分からない。察するところになるが、両首脳が直接会って長時間にわたって話し合い、共同で記者会見を開いたことが一つの成果と見るべきだろう。日本の外務省はウクライナを負けさせてはいけないと考えているようだが、小生はへそ曲がり。

傍から口を出して、勝敗に決着をつけさせたほうが世界の平和に役立つような気がしている。アメリカのトランプ大統領もその気だろうが、この行司役は相当に難しそうだ。米ロがどんなことを話したか知らぬが、ウクライナ領土問題がテーマにならなかったとは考え難い。結局は朝鮮半島の南北境界線のような形にならざるを得ないような気もするが、それでゼレンスキー政権が持つかどうかが分からない。

何れにせよ戦争はまだ暫く続きそうだが、ロシアは攻め手を緩めないだろう。ウクライナも欧州諸国に支援を要請するだろうし、アメリカが支援を続けるかどうかは不明。ウクライナ国民はそろそろこの冬のことが気になり始めているだろうと思うと、日本人で良かったと思わざるを得ない。

0 件のコメント: