梅雨に入ったとは言え日ごとに日中が長くなって気温も上がり夏らしくなり、今日は梅雨の晴れ間で朝から気持ちが良い。庭の椿の青葉が朝の光の中眩しいばかりに輝いている。24節季の夏至は21日とのこと。日中が最短の冬至と比較すると日中時間は4時間も長いそうだ。日本はこの温暖な気候お陰で古来様々な文化が育まれてきた。未だに伝承されているもの忘れ去られてしまったものがあるだろうが、時々は少し立ち止まって考えてみる必要もありそうだ。
昨日のテレビ報道を観てて少し気になったことがある。現在日本訪問中のチリ大統領の発言だ。沢山日本を褒めてくれたが、最後に地球環境の問題に絡んで日本におけるプラスチック製品の過剰利用について釘を刺された。小学校低学年時代に既に開発されたナイロン、そして大学卒業する頃にはその生産大手企業だった東洋レーヨンは誰も憧れた最優良企業となっていた。誰もが生活の多くの分野にビニールやナイロン製品を取り込み、綿や麻などの自然製品の使用は徐々に縮小して現在に至っている。
日頃買い物をするスーパーやコンビニに並ぶ商品の大部分は綺麗に包装されているうえ、レジで改めてビニール袋を買って持ち帰るのが小生も当たり前の行動だ。しかしこれを観たチリの大統領が指摘するように、地球環境の将来を考えれば大変悪いことかもしれない。日課として毎日化学合成製品のごみを出す生活は考え直すことが必要だ。せめてショッピングバックくらいは持ち歩こうなんて考え始めたが、これとて純綿ではないだろう。しかし毎日ビニール袋を使用するより益しだろう。
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