毎朝のように夢は見るが、それは起床前一瞬のことで目が覚めると同時に儚く消えて無くなる。しかし現実人生で夢が皆無は頂けない。夢でなくても目標だけは持ちたいので、囲碁を勉強している。と言っても普段はネット碁をやたら打つだけ。最近は少し打ち方も変わり回数だけこなしても無駄の意味が解りかけてきた。目標は有段者、但し日本のアマチュア段位はいろいろあって、プロ棋士が所属する棋院に申請すればほぼ自動的に段位が発行される仕組みがある。これでは面白くない。世界で通用する有段者は、プロ棋士に置き碁(5子局)で対局して、3度に1度は勝てるようになる必要はあろうと勝手に思い込んでいる。
小生の実力はまだその域に達していないが、何となく感じるのは少しずつではあるが、そこに近づきつつあると思っている。この目標を山登りに譬えれば、空気感が変わりつつあるのを感じるからだ。山では標高100メートル毎に気温が0.6℃低くなる。都民に最も近い百名山の高尾山の標高は599mだから、標高ゼロとの気温差は3.6℃、我が家からしても3℃は優に低い筈。
真夏ならいざ知らず、空気が4℃低いと大分体感は異なってくる。目指す有段者の峰は標高にすれば1500mくらいかもしれぬ。自分流に判断すれば現在1200m地点と思いたい。山登りはここが最後の登りと思ってからが長い。囲碁だって似たようなものかもしれぬが、何とか生きて到達したいものだ。今日は朝から嬉しい知らせがあったので、ついノーベル平和賞を受賞された被団協の皆さんに倣って自分の頬っぺたをつねりながらブログを書いた次第。
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