2024年12月9日月曜日

四方山話

 「いつまでもあると思うな親と金、だから大事にしなさい」と聞かされてきたが、ここまで来ると親と金は既に無くなって残るは己の命だけ。そして命の余りだけは誰も教えてくれない。昨日高校同期のグループメールと言う代物で隣の組から同級会の報告があり、高校卒業時44名のうち33名が参加したとのこと。卒業来の再会率が70%の高さには驚いた。

個人的な話は措いて、国の権力者を見てもいろいろある。先ずはフランスのマクロン大統領、昨日ノートルダム寺院復活を祝う意味でのミサに、世界中から首脳を招待して盛大に行ったまでは世紀の大偉業で結構なことながら、ご自身の政治生命が風前の灯火なようだ。ドイツのショルツ首相、韓国の尹錫悦大統領も同じこと。名前は覚えていないがルーマニアやジョージアの大統領も、日本の石破首相にしても国民の支持が半分に満たないので似たようなものだろう。

昨日政治生命を奪われたシリアのアサド大統領は言うまでもない。パリに招かれていたウクライナのゼレンスキー大統領の政治生命も来年1月以降はどうなるか分からないが、公正な選挙が行われれば、先ずはひっくり返ると見るのが普通だろう。「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり・・・盛者必衰の理をあらはす・・・」とはよく言ったものだ。

原本の平家物語は平安の昔から日本では琵琶法師が語り、作者未詳とされているが、今朝ネットで検索すると、一説に信濃の国司中山行長の作と言うのが出てきた。吉田兼好の「徒然草」中に書かれているらしい。ここにも故郷信濃が出てきたのでブログに書き留めておきたくなった。信濃の国は四方八方を山に囲まれている国で、情報は流入しにくかったとも思うが、昔から結構な人物を輩出しているのが面白い。

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