今日は日本で<大東亜戦争>と言い慣わした戦争が始まった日だ。日本の暦で昭和16年12月8日。日本の陸海軍がアメリカ・イギリス・オランダに開戦を宣言。フランスやその植民地国に対してはどうしたのか知らぬが、アメリカのハワイ、オランダ、フランスの植民地だった東南アジアの国に武力侵入をおっぱじめてしまった。その告示を(当時は記者発表なんて言わず、大本営の参謀代表が厳かに通達)した日に当たる。
小生誕生が前の年の4月なので、その告示を両親や兄たちがどう受け止めたか全く記憶に無い。最近のマスコミは、当時国民の大部分が遂にやってくれた。即ち、そうなることを待っていたみたいな雰囲気だったと伝えている。何と言っても80年以上昔の話、本当かどうか疑ってもよさそうだ。ちょっと古い話になるが、明治政府が成立したのは確か20年程後のことになるが、明治維新なる騒ぎが一段落したのを1868年としよう。以来新政権(仮)はずっと富国強兵なる政策を掲げ、朝鮮国、清国、台湾国、ロシア国などに戦争を仕掛け続けていた。
政府に如何なる下心があったか知らぬが、これらは皆戦争と言わず<○○事変>と言ったらしい。名前は兎も角戦争に次ぐ戦争。国内にはもちろん徴兵制度が敷かれ、教育も当時は兵役が男子だけだったにせよ、幼児時代から将来国のためなら命も要らぬみたい教育であったと思う。挙句の果てが大東亜戦争の開始だ。アメリカやイギリスは当然この日が来ることぉ予期していたのだろう。彼等もその覚悟をもっていろいろ準備はしていたと思う。
当時でも常識人が理性的に考えれば、日本が勝てる見込みは殆どゼロ。今で言えばウクライナがロシアと戦争して勝てる可能性と同じだと思う。しかし日本も多大な犠牲を払いながら3年半も頑張ってしまった。終戦はご存じの通り昭和20年9月2日。この頃になるとこちらも大分物心がついてきたので記憶にあること少なくない。
そのことは兎も角、言いたいのは当時の戦争指導者たちは誰もが超エリート、即ち頭が良くて心身ともに優れた人たちだった。その辺が現代の日本の政治家と異なるところ。逆の意味で言えば、現代日本の指導者たちは悪く言えばボンクラ揃いだから、アメリカさんの言うことを聞いて、80年以上生き延びているのかもしれぬ。話を替えると韓国の大統領尹錫悦氏なんかはすごく優秀な人らしい。
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