冬暖かい東京ではあるが大分冬らしくなってきた。それこそ「北の国では もう~」だろう。昔は雪を見ると「良し!これで今シーズンも存分に遊べそうだ」なんて時代もあったが今やすっかり元気も無くなり、昼も夜も何かと暖房に頼るこの頃だ。
ところで、最近気になっていることがある。ブログもそうだが毎日何かと世話になっているインターネットだが、便利さにかまけてあまり深い知識を探ることなく利用している。果たしてそれで良いのだろうか?と疑問がつのりはじめた。ブログが大勢の人に読まれることは個人的に嬉しがってばかりいるのは少し幼稚すぎるようだ。インターネットの世界では、小生のように全くの素人には想像できないが、その世界の技術を持つ人間からすると、風呂屋の番台に座ってる人物がお客の丸裸を観察するように見てるかもしれない。
今朝も外国のニュースだったが、どこかの国でお年寄りが使っているスマホからのことが報じられていた。毎月僅かな額ではあったらしいが、覚えのない引き落としがされていたそうだ。一人の被害金額が僅かであっても何十万単位の口座から同じ手口で行えば被害額合計が莫大になることは勿論だ。国内では警察が、ネットで若者を闇バイト犯罪に引き込む犯人を追及するのに<なりすまし被害者>捜査を始めるとの報道もある。そのために架空の免許証を準備できるどうか法律を確認しているとのこと。囮捜査をやっと始めるらしい。
そんなこと今やっと気が付いたのかねと言いたくなる。犯罪がピラミッド型に組織化されているのは当たり前だろうが、末端の犯人を検挙し、そこで押収した携帯電話情報を分析すれば上の階層のネット上の住所の特定はそう難しくないと思うが、現状ではそこに至っていないようだ。携帯だけでなくパソコンにしても同じで、インターネットに接続している端末は1台ずつ必ずアドレスが登録されている。先日読後感に書いたトランプ次期大統領の側近イーロン・マスク氏は、世界中からこのネット技術者の凄腕をかき集め事業に成功したようだ。
言いたいのは、小生のような貧乏爺のたわごとでなく、ある意味中国のように監視社会を構築せざるを得ないのでは無いかと言うこと。個人情報が見透かされるのは気分は悪いだろうが、ネット犯罪或いは犯罪ではないにしても、ネットによって思いがけないこと起きつつあるのも事実。それを踏まえてもう一度技術面から見直し、何が起きているか、そして対して何ができるか検討する必要がありそうだ。
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