東京は昨日朝の気温が11度台、今朝は少し上がったがそれでも15度台。日中は未だ暖かいが、それでも朝夕はめっきり冬らしくなってしまった。今年は国会図書館に行くことが殆ど無かったので、永田町の銀杏並木や皇居の紅葉も見ずに秋をやり過ごした可能性が高い。一昨日は神奈川県日吉の慶應義塾キャンパスにも行ったが、あそこも昔は銀杏並木があったような気がしたが、今回は見なかった。ひょっとしたら、記憶違いかななんて思ったりしている。
北海道や東北からは既に初雪初氷の便り、店頭にはクリスマスケーキやお節料理の予約受付の案内が大きく書かれてすっかり年末模様。もうだいぶ前から冬の支度をし始めているが、年末までにしなければならないことが未だ沢山ありそうだ。普通の社会人ならお歳暮や年賀状の準備などを考えるだろうが、こちらはそのような社会儀礼はとうの昔に欠礼することを決めている。世捨て人ならぬ世間からまともに扱って貰えぬ無宿者同然で困ったものだ。
しかしあと数日かどうか生き続ける意思があるので、簡略であっても冬の準備はしなければならない。先日雪かき用プラスティック製スコップのことを書いたが、昨日一策が浮かび植木屋さんに電話、来週にでも庭を少し奇麗にしたいので、来るときホームセンターに寄って購入してきてくれと依頼。「季節的にまだ少し早いので、今店頭にあるかどうかが分かりませんが、有れば持っていきます。」とのこと。彼は群馬の高崎から来るので、多分有ることを期待している。
数年前までは年末から正月の数日をホテル住まいをしてみたが、これもやめた。寒い我が家を暖房器具で温め、日常を続けるのが長生きの秘訣だろう。幸い東京には年中無休に近いスーパーがある。森進一の「襟裳岬」<北の街ではもう悲しみを暖炉で燃やし始めているらしい 理由のわからないことで悩んでいるうちに老いぼれてしまうから 黙りとおした歳月を拾い集めて暖めあおう 襟裳の春は何もない春です>。が心にしみる。作詞家の岡本おさみ氏は知らぬが、実にうまい詩だと思う。氏は年齢的にはこちらとほぼ同じ。1942年鳥取の出身73歳で亡くなったようだが、冥福を祈りたい。
2 件のコメント:
投票権は届きましたか?
江東区のネット友はまだだそうです
呑兵衛あなさん
何時もコメントを有り難うございます。
お陰様で投票券は届きましたので投票できそうです。
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