2024年9月14日土曜日

少子高齢化社会

少子高齢化は万国共通の社会問題、昔言われた<揺り籠から墓場まで>は確かイギリスの手厚い社会保障制度を称える言葉だったと記憶するが、現代は誰もそんな言葉を口にしない。イギリスに見習ったかどうかは知らぬが、日本の社会保障制度、即ち保険や年金制度も、身体が丈夫な一定の期間働けば後は心配の要らない長い人生が楽しめることになっている。実にありがたい仕組みとも言える。アメリカあたりのことは知らぬが、少なくとも世界第2位の経済大国中国もご多分に漏れず手厚い年金制度があって、何でも50歳までまじめに働けば後は国が面倒見てくれえる仕組みになっているらしい。

大したものだと思うが、一時少子化制度を取り入れた付けがここにきて表面化し、流石に定年を15年掛けて5歳延長するとのこと。背に腹は代えられないのだろう。ところで日本は面白い。のんびり暮らすはずだった小生のような年寄りからも少しずつお金を召し上げる方向が打ち出され続けている。例えば健康保険料の改定問題。後期高齢者制度なんて意味不明な制度が設けられ医療費負担がいきなり1割から2割に倍増することになったのがいつか忘れたが、今度は近く3割負担になる可能性が高そうだ。

若いころは人並みに働き、人並みにいろいろな保険料も収めてきた。失業保険(現在の雇用保険)なんていくら収めたか知らぬが、保険金は1円も貰っていない。しかし今や生きてることで社会貢献度はゼロに近いから、お上にしてみればも少し召し上げようと考えるのも仕方ないのだろう。未だお上の立場にはついてない小泉進次郎氏なんて政治家などは人生100歳だからもっと働け見たいことを言ってるようだ。召し上げられたお金が子や孫たちの教育などに使われるならまだしも、政治家たちの贅沢や不必要な人殺しのための武器弾薬に化けるのは悲しいことだ。

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