独居老人の毎日は寂しいものだ。ところが昨日は高校時代の同期生に誘われて昼飯を共にした。これだけでも大分嬉しいことだが帰宅して夕方に、大昔の会社、大学卒業してすぐに勤めた広告代理店の後輩からの暑中見舞いが来たこと。ここ数年暑中見舞いなんぞ貰ったことが無いので感激ものだ。すぐに住所録を調べたが、名前が見当たらず当然電話番号も分からない。仕方なくはがきで返信した。長らくハガキなんぞ書いたことが無いので、幾らの切手を貼ればよいか分からない。
調べると63円、引き出しの中をかき回すと切手シートが見つかった。早速投函して携帯の電話番号を書き添えたので返事が来るのを期待できそうだ。<縁は異なもの>は男女間だけの話ではない。子供時代から学校だけでなく、また学校でも同級生に限らず、校庭ですれ違った程度の仲でも付き合いを拡げて来た人生。故に学校やクラスを超えての付き合いも多い。しかし遊び友達に不自由しなかった小生も最近はさっぱりだ。先ず友はさることながら、さて今日は何をして遊ぶかの<遊び>そのものの選択に苦労している有様。
面白そうな映画は無いし、家でテレビに頼るのも感心しない。池袋の演芸場に行って古典芸能で笑うのが良いかもしれぬ。そういえば最近あまり行っていない。近いうちに行きたいものだ。他には、東京は食い物屋に不自由が無い。金に糸目をつけなければ近くに美味い店がごまんとある。身近な場所から友人は少なくなりつつあるが、落ち着いて考えれば楽しみは身近に未だ豊富にありそうだ。悲観するほどのことではないだろう。
2 件のコメント:
貴兄の生活は、私にとっては羨ましいでよ。
終の棲家として選んだ当地ですが、知人も無く、コミニケーションの場も無いので寂しいものです。
金沢市にはソコソコありますが、バスで片道400円も払って出かける気にはなれません。
昔の仲間ではネットする者はいないので、年賀状だけの繋がりです。
呑兵衛あなさん
何時もコメントを有り難うございます。
私はもう年賀状もやめていますが、時々こんなハプニングに恵まれ何とかくじけず生きています。お互い先は短くても頑張りましょう。
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