昨日起きたアメリカでのテロ事件は衝撃的だった。しかし東京豊島区の住民のどれ程が同じ衝撃を受けたかは分からない。むしろ東京都知事選挙と同じ程度だった可能性も高いのではないだろうか?都知事が替わっても大きな影響は分からないだろうし、ましてや外国の選挙中の候補者だ。生活には何の影響も出る筈が無い。出るのはテレビの番組ぐらいのこと。「だからどうした」で済むだろう。友人がゆうには「日本は縦社会」だそうだ。言われてみればその通りだろう。
自分の家族や精々親族であれば大きな関心を寄せるが、それ以外は自分が応援するスポーツ選手や芸能人であれば兎も角、政治関係のことなど大多数の人はすぐ忘れても仕方ない。だからと言ってマスコミが毎日のように判で押したように天気予報をトップに持ってきたりするのも如何なものかだ。身近な話題が大切と言うこともあろうが、嘗て豊島区池袋で元通産省(現経産省)高級官僚が高齢にも拘らず自家用車を運転して若い母と子供3人をひき殺した事件がある。
事件当時大きな話題になったのでご記憶の方も多いだろう。この事件の結果、長い裁判を経てこの元高級官僚は結局刑務所に収監されて現在服役中である。昨日たまたまテレビで観たのだが、被害者の配偶者と父親が服役中の加害者と面会したとのこと。加害者は既に相当な高齢のため、ハイとイイエしか返事が出来なかったそうだが、最後に「免許証を出来るだけ早く返納してもらいたい。」とはっきり言ったと報道された。
「これは事実と違うのでは?」と因縁をつけるつもりは無いが、この手の話について妙に丁寧に何度も報道するNHKのあり方に抵抗感を感じてしまう。その昔、一時はテレビ制作に少し関わった時代もあるので、ニュース報道とは何か考えてしまった。敢えてもう一つ追加するとロシア叩き問題がある。叩くのは結構だが、実際のところ北方領土をめぐって現在の日ロ問題や日朝問題はどうなっているのか?関係者の見解を含めて意見を聞いてみたいものだ。
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