梅雨もいよいよ最終局面に入ったらしい。中四国では集中豪雨被害が出ているが、関東ではこの3連休が終わると遅くても20日までには梅雨が明けるらしい。今朝も雨が相当降ってはいたが、昼頃になると雨が上がり道路が乾き始めている。子供たちは丁度1学期が終了する頃。海や山に行くには絶好の季節が始まる。出かけたい気持ちもあるが、やはりもう止めておこう。どんなに近郊であろうと山は山。足取りの覚束なさは毎日歩いているのでよく分かっている。
早朝、食事の支度をしていたら後ろでテレビが聞きなれない音を発した。臨時ニュースのようだった。アメリカでトランプ氏が選挙演説のさなか銃撃を受けたとのこと。8時からのTBS「サンデーモーニング」で映像が入り、トランプ氏の右耳を弾丸が掠めたことが分かった。間一髪を絵にしたような事件だ。実は昨夜の恒例高校同期生とのリモート懇談で、昼間読んだ月刊文藝春秋8月号に掲載されていたアメリカで内戦の可能性が高まりつつあると警告する女性研究者(バーバラ・ウヲルター)の話を持ち出したばかりだった。
犯人はその場で銃殺されたようだし、巻き添えで市民が三人が死傷とのこと。日本は安倍元首相の暗殺から丁度丸2年。事件は単独犯で背景は統一教会の宗教問題に矮小化されているように思う。この2年間に日本がどのように変わっただろうか?政治の社会は少し変わったかもしれぬが、大きく変わったとは言い切れないようにも感じる。アメリカも同じかもしれぬし、市民の中に日本とは少し異なる亀裂が走っているのかもしれぬ。もしそれがあるにしても、それが今後どのように変化して実際の社会現象に繋がるかは未来のことで分かり難い。
アメリカは現職大統領でさえテロで倒れる不思議な国。今日も情報はあっという間に世界中に流れ、各国首脳が見舞いの言葉を送っている。岸田首相もその一人だが、何となくよそよそしい。それにしても外国には少し変わった社会学者が居るものだ。このような学者を専門家と言うのだろう。
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