6月も明日1日で終わりだ。別に時間がスピードを上げる筈もないから、時間経過を早く感じるのは老い先が短くなっているからかもしれぬ。今日も昼めしの後レストランで週刊文春の最新号を斜め読みしてきた。このところ愛読するページは「バブル兄弟“五輪を喰った兄”高橋治之と“長銀を潰した弟”高橋治則」二人とも面識は無いが、兄は電通社員、弟は長銀倒産の引き金を引いたとされている。ともに慶應義塾出身だ。但し、既に故人になっている弟に言わせると「俺は授業に出たことは一度も無い。」と言っていたらしい。
如何にも慶応出身者らしい発言でもある。もっともこの弟は幼稚舎からストレートに大学まで来ることが出来ず、若い時から苦労はあったようだが、そんな話は本ブログと無関係なこと。要するに慶応と言う大学にはいろんな人が集まり、いろんなグループが形成されるが、如何にも金持ちのお坊ちゃん学校らしいかもしれぬ。今日読んだ号には自民党麻生氏のことも書かれていた。麻生派の元閣僚と言うから側近かもしれぬが曰く「麻生派だってパーティー券キックバック問題で真っ白とは言い切れない。」麻生氏は生粋の学習院っ子、そんなこと今更聞かなくても分かり切ったことだが、記事は一応読んでみた。
雑誌ではなく今日の新聞記事で少し引っかかったのが、東大が授業料の値上げを検討しているとの記事。現在年間多分文系だろうが58万円とのことだが、大学側は約10万円くらい引き上げたいようだ。現在東大に行ける高校生は殆どが金持ちの子供だから驚くには値しないだろうが、経済格差が学歴にも大きく影響していることだけは間違いなさそうだ。実質賃金は24ヵ月連続して対前年比マイナス。第2次安倍政権発足から今年は12年目。
発足当初と現在のGDPほぼ同じ、年間予算だけが膨張を続けているが、殆ど軍事費に回されている感じが濃厚な日本。庶民の懐が寂しくなるのは当然だ。
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