昭和22年4月小学校(当時は国民学校)入学なので完全な戦後っ子。英語の授業は中学校に入ってからだが、小学生時代から<サンキュウ><イエス><グッドバイ>など怪しげな外来語を口にしていたと思う。以来多くの外来語をさしたる抵抗をすることなく受け入れてきた。これがそもそも間違いのもとで、一時は電子計算機とよばれたコンピューター、パソコン、インターネットなんて言葉を現在は解ったつもりで多用している。日本語には<一知半解>と書いて<なまはんか>と読む言葉があるが、まさにその通りで、生半可どころか全然理解できていないことの多いことに昨日やっと気が付いた。
最近は生成AIのお陰で、ブログの文章も増やすことが容易になっているが、知識が本当に増えているわけではなさそうだ。AIによる偽情報の拡散を防ぐために日本が出来ることを世界に向かって発信するために首相がフランスで演説をするらしい。本当に何ができるか極めて疑わしいと思っている。個人的なことだが、PCやスマホ或いはインターネットといったデジタル化時代の基本的道具に対する理解が相当に曖昧なのだ。
恥ずかしいが、昨日初めて知った言葉に<オンプレミス>がある。例によってネットで検索すると「システムの稼働やインフラの構築に必要となるサーバーやネットワーク機器、あるいはソフトウェアなどを自社で保有し運用するシステムの利用形態」と説明され、日本の大企業、大病院などの大組織での運用が当たり前らしい。企業秘密の保全、顧客(病院で言えば患者)個人情報漏洩の防止からも常識化しているようで、大組織に従属経験が無い小生には無縁であった。
これに対向して最近流行り始めているのが<クラウド>なる概念。前述のオンプレミスは巨大なシステムを運用する必要から、大規模な設備が必要だが、これはその設備が無くても、<インターネットを通じて、サービスを必要な時に必要な分だけ利用する考え方>とのこと。少し難しいが、利害得失を考えてみる必要がありそうだ。安全性に関しては前者のほうが有利なようにも思えるが、不具合が生じた場合、コンピュータにはこれが頻発するので困るらしい。
小さな事故でシステム全体、例えば銀行の全ATMがアウトになったりする。後者はシステムを細切れにして保存格納しているので、被害が全体に及ぶ可能性は低い。等々あるが、明日また続きを書きたい。
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